斎藤 貴志です。
※本記事は昨日、読者限定のメルマガで流しました。サラッと大事なことを書いたので、ブログを読まれた方にも役立てて頂けたらと思います。
先日、一万円札を破ってみました。
もう何枚破ったのか分かりません・・・。
目的は、お金をコントロールするマインドを育むためです。
個人的には、お金に操られるではなく、お金を操るマインドをつくるためにこの紙を破っていく必要があると考えます。
※良い子はマネしないでください。
つまり、私はお金を手に入れることができるというマインドセットです。
地元でのマーケティング講座でも、一番の力点はマインドです。方法は後。
消費する側ではなく、『価値を提供する側』に回ってくださいと申しております。
でないといつまでたっても時給900円の世界から抜け出せない。創業した際にサービスにそれなりの値段を付けることが出来なくなるからです。
それなりの値段を付けられないと、顧客になる人が『無料だから来る』という層になってしまいます。また、クレクレ君だらけになって、事業を営むことが嫌になってしまうことが懸念されるからです。
そのためには、誇り高い自己イメージが必要です。そこから織りなされるサービスにより価値を提供して、対価を得ていく必要があります。
また、ここがしっかりしていないと、どんなビジネススクールに通ってもなかなか上手くいかないかもしれません。それくらい大事な土台です。
あと、皆さんご存知のように、セルフトークもしっかりとコントロールしていく必要があります。
例えば、お金がないのではなく。今はたまたま持ち合わせがないです。
私の尊敬する 佐藤富雄博士 （医学博士・農学博士）の名言
財は脳でつくられる
佐藤富雄著 『夢をかなえる口ぐせの心理学』かんき書房。
のとおりです。
また、内部表現という観点から見てもこの考え方は鮮明ですね。
さて、前置きが長くなりましたが先日面白い体験をしました。
換金に持って行った銀行で応対の方法が全く違うということです。
島根は銀行の数が少なくてすぐにばれますが、
A銀行では換金の際に、とくに何も言われませんでした。何度も換金に行っているのでブラックリストに乗っているのかも（笑）
B銀行は、なぜ敗れたのか根掘り葉掘り聞いてきました。
不思議なことに、相手が勝手に敗れた理由をクリエイティブに考えてくれました（笑）
銀行員 『なぜ敗れたのですか』
私 『うーん。破られた・・・』
銀行員 『あーなるほど。お子様がいたずらで』
私『そうそう。今度良く叱っておきます』
※私には子どもいません。
みたいに、想像力を働かせて物語を作ってくれました(笑)
この銀行員にとって私は、一生懸命働いて得た賃金を、こともあろうか子どもの悪戯で、破かれてしまったあわれなパパです(笑)
この臨場感でこの方は私を見做していたわけです。
本当のことは、この方の夢を壊したらいけないと思い言えませんでしたが・・・。
何が言いたいかというと、人間の想像力は素晴らしいということです。
この銀行員の方も早く仕事を終えたかったのでしょう。だから、最もらしい理由を付けて物語を創作してしまったのです。
早く仕事をこなしたい、面倒な客(私)の応対をさっさと終わらせたい。このwant toがinvent on the wayをもたらしたのです。
以上のように人間の想像力は良くも悪くも偉大です。
皆さんも有効活用してください。
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