自己評価について今回も書きます。
自己評価が低かった頃の不可解な自分の行動について書きます。
それは自分が不利益を感じたり、あえて不幸に陥れるような行動を選ぶことがあったりしたことです。
例えば、何かのチャンスに恵まれて、さあこれから良くなるぞというタイミングで、不利益になる様な行動を選ぶのです。
些細な失敗でも過剰に自分を責める。
今思えば自己評価が低かったゆえに、それがコンフォートゾーンだったのだと思います。
自己評価と不利益な選択に関しては、以下をご参照ください。
自分の利益に反したり、自分の価値をおとしめたりする行動をとる
人から褒められると、わざと不愉快な顔をする。あるいは人がビックリするようなこと、嫌がることをしたり、相手を馬鹿にしたりする。つまり、普通だったらしないこと、してはいけないことをしてしまう。これは自己評価の低い人に多い。というのも、そういったことをすると、人に嫌われ、自分に対する評価がさがるので安心するのである。また、そうすることに暗い喜びを覚える場合もある。
うまくいかない時にみずからその状態を悪化させる
気持ちが落ち込んでいる時に、気分転換をはかったり、気持ちをふるいたたせるようなことはせず、その状況を悪化させてしまう。多くの研究によると、これもまた自己評価が低い人に起こりやすい症状である。
(中略)
人生において自分の望まない選択をする。
これはめったにあることではないが、こういった選択がなされること自体は驚くべきことではない。私のところに来たある相談者の女性は、好きでない男性と結婚して、数年後に離婚をしたのだがその時の気持ちをこう語る。
今思うと馬鹿みたいなんですけどあの時はこの機会を逃したら、もう誰も自分には興味を持ってくれないんじゃないかと思って・・・。私はひとりで一生を過ごすのが怖かったんです。相手がしたいといってするなら、私の責任ではありませんし、私なんかどうせたいした人生は送れないんだというあきらめの気持ちもありました。
クリストフ・アンドレ 高野優訳『自己評価メソッド 自分とうまく付き合うための心理学』紀伊國屋書店
私の場合もケースは違えど同じような状況にありました。
どうせという諦めの気持ちが限界をつくっていました。
私の個人的経験や、他の人の話、いろいろな文献を読んで分かったことは自己評価と人生においてどのような選択をするのかはダイレクトに結びついているということです。
選択と結びついているので、どのような人生を送るのかということにも繋がります。
しかし、そんな中でも自分が心から望む選択をすれば、人生は変わっていきます。
私はもう歳だから。手遅れだからということは決してありません。
マインド(脳と心)が変われば、それと合わせて外側も変わります。
I(想像)×V(鮮明さ)=R(現実)です。
また、ホメオスタシスは情報空間にまで広がります。そう考えると、マインドと同調する出来事が起こると考えて差支えがありません。その出来事との縁起(関係性)が繋がるのです。
引き寄せの法則や、シンクロニシティの正体も、ホメオスタシス同調ではないかと考えます。
マインドを変えて、自己評価を高めていけば、今苦しんでいる状態から必ず抜け出せます。多くの場合、意外なタイミングでやって来ます。
自分に起きた問題の解決策は、途方もない方角からやってくる(だから、今お手上げ状態でも決してめげてはならない)。
佐藤富雄著 『夢をかなえる口ぐせの心理学』かんき出版 p167
焦らずに、じっくりと望む方向へ変わっていきましょう。
「理想の世界を考えてください。たとえ今の自分はめちゃくちゃで、否定すべきことばかりだとしても」
ルータイス著 苫米地英人監修 田口未和訳『人生を変える!伝説のコーチの言葉と五つの法則 アファメーション』フォレスト出版
全てはマインドが創りだすのです。
まとめ
・自己評価が低いと、不利益を被る。また、辛い人生を選んでしまう
・自分の価値を陥れる行動をする
・人生において(あえて)望まない選択をする
・自己評価と人生の選択はダイレクトに結びついている。
・マインドが変われば人生は変わらざるを得ない
・シンクロ二シティや引き寄せの法則もホメオスタシス同調だと思われる
・辛い状況にあってもマインドが変われば多少のタイムラグはあるものの現実は変わる
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