言葉に意味はない

言葉に意味はない

※過去メルマガ加筆・修正です

 

ある女の子から、女性の『はい』は『いいえ』であり、『いいえ』は『はい』だと教わりました。

 

女性が『いいえ』といったからといって、その言葉を額面通りに受け取ってはならないとの戒めです(笑)

 

 

 

 

 

反対に、『はい』が『いいえ』の場合もあるのだそうです。

 

さらに、隣にいた別の女性によれば、『大丈夫は大丈夫ではない』とのことです。

 

 

まるで永田町の政治家が使う言葉や京都のイケズみたいです。

 

 

 

 

 

 

余談ですが、私が住む松江市周辺にもかつては同様なルールがありました。

 

他人の家に呼ばれた際に、『お茶でも飲んでいったら?』と誘われたとします。

 

誘われた方は『いえいえ』と断らなければなりませんでした。

 

 

 

 

 

 

すると家の人は『いいから、いいから』と返したものです。

 

しかし今度も、誘われた方は『いえいえ』と断らなければなりませんでした。

 

 

 

 

 

 

すると、家の人は改めて誘ってきます。

 

そしてやっと3度目で『わかりました』とOKの返事を出したものです。

 

3度目でOKを出す。男女の関係のように3回目が一つの節目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

いきなり『分かりました』と答えて、『ずうずうしい奴』だと思われることを警戒したのでしょうか。もしかしたら、こうやってヨソ者でないことを確認していたのかもしれません。

 

 

もちろん今はそう言った時代ではないので、このようなローカルルールは廃れつつあります。

 

 

これらは、その文法を押さえていないと失敗する例です。

 

 

 

 

 

 

なお、大概の男性はここを読み違えます。パートナーの『はい』を『はい』だと思い込んで、後に大爆発を受けます。

 

私の場合は口をきいてもらえないだったかな(汗)

 

 

 

 

 

男性のルールは『はい』は『はい』です。そのような世界に生きています。だって前に『はい』って言ったじゃんです。『はい』が『いいえ』になるのは論理的におかしい、ルール違反だと男性は考えます。

 

だってお茶に誘ってくれたジャンです。

 

しかし、女性は『はい』が『いいえ』で、『いいえ』は『はい』になる場合もあります。何が基準に決まるのかというと、その時の気持ちで決まるのだそうです。

 

 

 

 

まさに『言葉には意味がない』です。

 

 

 

 

 

 

 

例えば、男性が旅行に一緒に行く時に女性が重い荷物を持っていたとしましょう。

 

 

その脇で男性が『荷物を持ちましょか?』と尋ねます。

 

女性は『いいえ』と返します。

 

 

 

 

 

 

しかし、男性が『あっ、そうですか』と答えたらNGです。

 

この時の女性の真意は『はい』ではない可能性があります。しかし、『いいえ』の可能性もあります。

 

 

 

 

 

もしかしたら『荷物を持ってくれないなんて、なんて気の利かない奴なの。この人と次はなし!』かもしれませんし、

 

『余計なお世話よ!私の荷物に触らないで』かもしれません。

 

もっとも、当の女性本人にとっても良く分からない時もあるそうです。

 

 

 

 

 

どうしたらいいのでしょうか?

 

その鍵が抽象度にあります。

 

 

 

抽象度はもうおなじみだと思いますが、🐹の度合いではなく、視点の高さのことです。

 

視点を上げて相手の自分の関係性、どのような状況にいるのか?相手の生い立ちやゴールなどのすべての情報を統合して、相手の意図を察する必要があります。

 

 

 

これは相手(女性)よりも高い抽象度に達すれば、意図を読むことができます。仮に、本人の意識に上がっていないことでも分かってきます。それは無意識を読むからです。

 

 

 

このような力を『忖度』と呼びます(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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