このブログにおいて美人とは美しい雰囲気を纏う女性であると紹介してきました。
美しい雰囲気については言語でなかなか説明ができなくて恐縮ですが、この記事をお読みの方も『なんかあの人いい感じだな』という感覚を抱いたことがあると思います。ざっくりとそんな感覚だと思って下さい。
なぜそのような感覚を覚えるのかというと、その女性がそんな情報を発しているからです。その女性が発する情報を私たちの脳は認識しています。
リアルは脳内現象なので、私たちの脳内情報は書き換えられています。つまり、ある場面において『あっ、あの人なんかいい感じだな』と思うことは美人により臨場感空間の支配と言い表すこともできます。
また、その女性の情報身体が大きいのは言うまでありません。情報身体とは脳内で繰り広げられる精神空間の身体の大きさです。ある場面(臨場感)においてこれがイチバン高い人が場の支配権を握ります。
話が少しずれますが、あの人が言っていることは論理的には変だけど、なぜか意見が通ってしまう人っていませんか。それはその人の情報身体が大きく、無意識下で周囲を支配しているからです。
人間は正しい意見そのものよりも、影響力がある人の発言や立ち振る舞いを正しいものとして判断してしまうのです。
例えば、良く見るとそこまで端正な顔立ちではないけど、『あの人は美人』という印象を抱いてしまうケースがありませんか。そのカラクリはコレです。
さて、ある女性いわく、この人素敵だなと感じた女性の内面を知って期待を裏切られたことはないそうです。
内面と外面は繋がっています。というよりも抽象度を上げれば同じある人を表す情報であり、脳と心の関係と同じです。
物理的器官としての脳と情報的な心です。
外見は抽象度の低い物理的な自分の表れであり、内面はそれよりも高い情報空間における私です。
抽象度の高い方が低い方を書き換えやすいという理があります。
さて美人とは雰囲気だと繰り返し説明しています。雰囲気とは視覚という物理的な外見の情報をもとに捉えていそうですが、本質はもっと高い抽象度の情報が私たちの脳内で展開されてリアルつくっています。
その雰囲気には知性が内包されています。
単に顔立ちが端正なだけよりも、その女性の内面に知性を感じる方がなぜかより美しいと感じる。
この知性も雑学でいろいろなことを知っているレベルよりも、IQが高いということを指します。IQ(intelligence quotient)とは、『抽象思考ができる能力を数値化したもの』です。また身体で感じることのできない抽象的な世界を、あたかもそこにあるかのように感じて操作できる能力でもあります。IQが高いとは抽象度が高いこととも関連します。
いやいや自分よりも抽象度が高い女性に対しては気後れするという男性は、あえてそう感じるように儒教的な洗脳により自己評価が下げられている公算が高いです。
それこそ抽象度を上げて俯瞰してみれば、男系により一族を長らく支配していく為の方法という影が見えてきますが、ここでは話がややこしくなるので取り扱いません。
さて抽象度を奥深く探求するなら生命エネルギーを別の観点から捉えなおした概念だとも考えます。
生命エネルギーは性エネルギーでもあります。これは性行為によって新たな生命が生まれることを鑑みれば納得のいく考えです。
進化の過程で優秀な子孫を残すために魅力的なパートナーのDNAを獲得するために、性エネルギーが発動、要するに、本能として生命エネルギーが高い相手に惹かれていると考えます。
相手に惹かれる辻褄合わせとして、あの人は私にとって『美しい』と脳が錯覚しているのかも知れません。
だからIQが高くなく、抽象度が高くない女性がいくら美しい外見を装っても、心の底から魅力的とは感じないハズです。
単に快楽的な性行為の相手としてドーパミンが放出され男性が興奮しているだけです。
伊達メガネは、やはり伊達でしかありません。
以上の帰結として、美人とはやはり内面から端を発するものだということが窺い知れます。
そして内面を書き換える効果的な方法がゴール設定です
『全ての永続的かつ重要な変化は心の内側で始り、外側へと広がっていく』
この言葉は美人にも当てはまります。