極東有事とスコトーマ

極東有事とスコトーマ

突然ですが今極東は緊張しています。

『コーチングのブログじゃなかったのかよ?』と言う方、そう言わずにお付き合いいただければ幸いです。

懐かしい、これが斎藤さんの情発信だぜ!って方は(笑)懐かしいテイストです。

 

さて混迷の原因の一つ、あの北の国の太ったお兄さんです。

 

テレビなどのメディアでご覧になった方も多いのではないでしょうか。

 

腹違いの兄を暗殺し(たことに間違いはないでしょう)、連日ミサイルを撃ちまくる。

 

いろいろと暴れております。

 

そのお兄さんを最悪殺すための訓練が米軍と韓国軍の間で実施されています。

 

さてトランプ政権では、北の国を崩壊させることがコストの許容範囲であれば実力行使というオプションもあり得ると考えられます。

 

事実、米軍は昨日はシリアを空爆しました。

 

前政権では基本傍観でしたが、トランプ政権は違うようです。

 

さすがビジネスで成功した人なので、ここでも『即断即決』かよと感じました。

 

この反応は北の国にはかなりのプレッシャーになっているでしょう。

 

このあたりまではメディアで放映されて情報感度が高い方はうんうんと頷いてくれるでしょう。

 

 

以下はおそらくは普通の日本国民のスコトーマに隠れた部分です。

 

上の即断即決が実施された場合、お兄さんも負けてはおられません。

 

一旦緩急あらば、スグに38度線に隠してある大砲を撃ちまくって、韓国の首都ソウルを火の海にする。建国以来そのような訓練をしております。

 

普通の日本人であまり気にしている人はいないかもしれませんが、かの国の偉大なリーダーは『何かあればソウルを火の海にしてやる』と高らかに宣言しています。

 

今回の首領様は、結構有言実行で好戦的なようです。

 

仮にお兄さんの身に何かあっても、自動的にそのような姿勢を取るように、北の国の集合体としてのホメオスタシスに組み込まれているでしょう。

 

本当に崩壊した場合は韓国が併合するでしょうが、その際の復興拠出金を求められるのはどこの国でしょう。

 

海を越えて難民が日本に押し寄せてくる事も想定されます。その中に、旧政権に忠誠を誓ったテロリストが紛れている可能性があります。

 

しかし、北朝鮮を崩壊させたくない国もあります、その筆頭はロシアです。

 

地政学的に観るとロシア人の思考パターンとしては、国境の前に緩衝地帯を設けたいのです。

 

中国との間にモンゴルがあり、今でもNATOとの間にポーランド、ウクライナ、バルト三国があります。

 

かつてウクライナ問題にロシアが本格介入した理由には、地政学的な要因もあります。

 

過去にはチェコスロバキアにも介入しています『プラハの春』。

 

北朝鮮の場合も地続きに西側と表だって国境を接したくないのであそこに傀儡政権を建てたのです。

 

北朝鮮は建国の歴史を振り返れば分かるように旧ソ連(現ロシア)の傀儡国家として生まれ、今でも潜在的宗主国はロシアなのです。

 

さて、ここで視点を変えて米国や韓国の観方では。

 

まず『ソウルが火の海にされる前』に、開戦と同時にその大砲を破壊する必要があります。

 

この際は弾道ミサイルよりも戦闘爆撃機によるピンポイント爆撃が選ばれると思います。

 

人道と国際社会の圧力に対して、IS掃討作戦でも分かるように米軍はなるたけ民間人への誤爆を避けるためにピンポイント爆撃を好みます。

 

じゃあ、その爆撃機はどこから飛び立つのか?

 

おそらくは在日米軍基地です。

 

とするとお兄さんの国から見るとわが日本国は敵です。

 

ここが大事な視点です。

 

北朝鮮が暴発して極東有事が発生しても日本は関係ない、日々の生活には関係ないと思っていたあなた、全然関係あります。

 

北の国は海を挟んだすぐそこ。

 

彼らに戦争反対と言っても、おそらくは通じないでしょう。

 

意味は相手の心理状況によるということで、お兄さんが日本を敵と見做したら敵なのです。

 

抽象度を上げて日本→極東とした場合、思いっきり日本は主要プレイヤーとして組み込まれます。

 

周知の事実として日本にはその国スパイが多数潜伏しています。普段は市民として活動していても何か指令があれば工作に従事するスリーパーと呼ばれる人たちが動き出します。

 

最近では、かの国から放送される平壌放送の暗号部分(A-3)がいろいろと長くなっているそうです。

 

もし朝鮮半島有事ということになればテロの蓋然性も高くなります。その時はおそらくは北の国以外が犯行声明を出す可能性が高い。

 

北の国はシリアに多数傭兵を送っていますので、そこでのコネクションが行かされるかもしれません。例えば、テロの実行は北の国だけど、犯行声明は中東の団体など。

 

または今絶賛デモンストレーション中のミサイルを直接、在日米軍施設や日本の官庁に向けて撃ってくるかもしれません。可能性はゼロではありません。

 

『東京も火の海に』と言い出すかもしれません。←何かの媒体で言っていたような。

 

また全然別の話に見える先日駐韓日本大使帰任の件。

 

慰安婦像の問題で引いた大使が、その問題に大きな進展がなくとも復帰する。

 

さてこの意味は?

 

半島が決行キナ臭くなってきたので情報収集にあたらせるためとも考えられます。

 

その他にも、ロシア、中国が北の国を説得するでしょうが・・・

 

いや説得してもらいたいと思います。

 

以上、皆さんを脅すつもりで書いたわけではありませんが、公開情報を冷静に分析してみました。

 

とかくニュースで流れる情報に関しては、重要度が低ければ自分には関係ないやとRASがブロックしてしまいます。

 

しかし、現状況を分析していくと上記のシナリオも考えられます。

 

あまり知られていませんが、現在、武力衝突に巻き込まれる可能性としては日本にとっては戦後最悪の状況らしいです。

 

でもメディアが気付いてないのか、意図的に報道していないのか分かりませんが、多くの国民のスコトーマに隠れています。

 

もし仮に何かあってもいきなり始まったのではなく、かならず因果があり、それが見えていなかっただけです。

 

終わりに、平和であることはもちろん大切です。

 

その平和を人々の意思で成り立たせていかなければならないと感じます。

そのためには一人でも多くの人々が世界平和というゴールを共有する必要があります。

 

この予測シナリオが外れてくれることを祈ります。

 

 

参考

くにまるジャパン極

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