抽象度が上がると、人生がダイナミックに変わってしまうものなのです

抽象度が上がると、人生がダイナミックに変わってしまうものなのです

こんにちは。

 

2020年も残すところ、あと数日となりました。

 

 

さて、前回の記事では抽象度を上げると人生がダイナミックに変化すると書きました。

 

 

今回は、そもそもなぜ抽象度を上げると人生がダイナミックに変化するのか? 

 

 

 

まず大前提として、私たちは関係によって存在しています。

 

あなたは、ご両親が存在するから、あなたは娘という存在です。

 

 

反対に、ご両親はあなたが存在するから、親になれました。

 

 

また、〇〇という会社で働いていれば、〇〇社の社員という存在です。

 

△△という県に住んでいれば、△△県民という存在です。

 

このように、会社や県との関係によって、あなたの存在が規定されます。

 

 

 

そして、抽象度が上がれば、上がるほど他との関係は多くなります。

 

例えば、あなたが栃木県宇都宮市に住んでいるとしましょう。

 

 

日本人→アジア人→地球人といった具体に抽象度を上げてみましょう。

 

 

日本全国のレベルまでに抽象度を上げると、北海道、東京都、福岡県などの都道府県がその範囲に含まれ、関係が築かれます。

 

すると、北海道に転職しようか、福岡にお嫁に行こうかと考えるようになります。

 

そして、実際に現地に赴くことになれば、栃木県に住んでいた頃に比べれば、現実が変わってしまいます。

 

 

 

アジア人にまで広げると、タイ、中国、インドネシアといった国々との関係が生まれます。

 

ジャカルタで就職しようとか、タイ人と結婚しようと思考の幅が広がり、実際に現地に飛んでしまえば、現実はダイナミックに変わったことになります

 

 

 

さらに、地球人にまで極めると南極大陸、スペイン、南アフリカなどと関係が生じます。

 

仮に南極観測隊員に選ばれて、現地に赴いてしまえば、その経験を活かして出版も可能です。ベストセラー作家になれば、今をときめく人です。

 

宇都宮沿線が活動範囲だった頃と比べれば、はるかに人生が変わります。主に話す言葉も栃木弁ではなく、英語に変わります。

 

 

こんな感じで、抽象度が上がれば、上がっていくほど、今よりもあなたの選択肢は増えます。

 

選択肢の中身が、現状よりもはるか彼方にあり、それを選べば、あなたが生きる現実はダイナミックに変化するのです。

 

地元にいれば、関わる人が地元の人間ばかりになるでしょう。すると、思考パターンも周囲の人と同じような、金太郎あめみたいになります。

 

 

具体的には、就職先は地元のホ〇ダ、ク〇タヤの工場に派遣社員で入れれば良くて、そこで正社員の人と結婚して、さらに運がよければ栃木県庁や宇都宮市役所と出会えれば神!みたいな感じです。

 

 

これはこれで良いと思いますが、もしかしたら、あなたは栃木ではない場所で輝く何かを持っているかもしれません。

 

 

しかし、それは栃木の外にでてみないと分かりません。

 

 

そして、外のことを認識するためには、抽象度を上げて、そこ以外の人や場所と関係を持つことが必須になります。 

 

 

仮に、ポーランドの人と関係が生じれば、将来はワルシャワでコーヒーショップを開いているという現実が訪れるかもしれません。

 

 

いったん関係が構築されれば、その可能性もゼロではなくなります。

 

そのためには、抽象度を上げて、認識できる世界を広げ、そことの関係を築いていくことが大切なのです。