多くの起業家や経営者と話す機会があります。
その中で上手く行っている経営者と、上手く行っていない経営者の違いは明に言葉使いにあります。
専門用語でセルフトークです。
上手く行っている経営者は言葉使いが前向きです。
そして、そこで働く組織の人々の言葉も前向きです。
先日もある組織の方に『私たちは前しか見ていませんから』と言われました。
お若い方ですが『凄いなー』と思いました。将来が楽しみです。
組織でかわされる言葉を、『コーポレートトーク』と言います。
仕事上の会話でも、休憩中の雑談、飲み会の話を含みます。
言葉が前向きな経営者はそのイメージを体現しています。
とくに力んでいる様子ではなく、自然体で前向きな言葉が出ています。
天性の才能でそういう在り方なのか、セルフトークをコントロールしていった結果、当たり前のように前向きなのかは分かりません。
しかし、前向きであり、かつ何より楽しそうです。
その楽しさが磁石のように、人を惹きつけています。
そしてその言葉の背後には、大きな前向きなゴールが見え隠れしています。
もちろん、そうでない経営者や組織には、現状維持という大きなゴールが見え隠れしています。
それに伴ったセルフトーク(コーポレートトーク)が展開されています。
どちらにせよ私たちはゴールによって導かれます。