最近女性からの相談が多いと書きました。
個別の案件については個人情報なので控えますが、彼女たちが苦しんでいある要因はドリームキラーです。
誰がドリームキラーになるのか?
男性です。 もちろん女性の場合もあるでしょうが。
それはパートナーであったり、好きな人であったり、はたまた全く関係のない人であったりと彼女達との関係は様々です。
さて、女性は周囲との『感情的な繋がり』、『価値観の繋がり』、『共感』を大切にしたい生き物と言われています。
私のゴールを思いを寄せる大切な男性に共感してもらいたい、認めてもらいたい願望があるのかもしれません。
そして、彼ならきっと分かってくれるだろうと、ゴールを男性に話して、返り討ちにあって落ち込むというパターンが多いようです。
ここで一つ大事なポイントを。
得てして男性は解決思考です。
男性としては解決策を提示して、『俺っていいことをしている』つもりですが、女性に対して全く効いていないというパターンです。
女性が自分の悩みや問題について話をすると、男性はほとんど本能的に解決法を押しつけようとする。相手の女性が何気なしに自分の落ち込んだ気持ちをみせたり、その日に起こった問題を口にしたりすると、男性は反射的に彼女が専門的なアドバイスを求めているのだと思い込んでしまうものだ。
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女性からすれば、そんなことよりもただじっくりと話を聞いてもらいたい、やさしくなぐさめてもらいたいだけないのに、直ちに、ミスター・フィクサーのユニフォームで身をあかめ、充分に話を聞いてあげる前にアドバイスを与え始める。これが、最愛の女性に対する彼流の愛情表現なのである。
彼らは彼らなりに心底から彼女の問題を解決してあげ、いい気分にしてあげたいと思っている。何とか役に立ちたいと望んでいる。そうすることが相手にとっての自分の価値を高め、愛情を深くしているのだと信じているのである。
ジョン・グレイ著 大島渚訳 『ベストパートナになるために』三笠書房P44。
あなたも男性と話して、本当は『うんうん』と共感をしてもらいたい、気持ちを理解してもらいたい。だけど、男性側から勝手に解決策を提示されてしまって、『ぶーっと膨れた』経験がありませんか?
男性にも悪気があるわけではありません。
しかし、その解決策は、過去ベースの現状の延長線上に基づいています。
男性としては、それが常識である現実です。
よって、彼女達が未来志向のゴールについて話をしようものなら、彼らの現実に基づいた対処で、直ちに是正を試みたのです。
また、儒教の影響なのか女性を一段下に見ている男性もいます人もいます。
この人たちにとっては、『何やら、この子(女性)が荒唐無稽なことを言い始めた。俺が社会の現実を教えてあげなきゃ』という観点から具体的なアドバイスを提示します。
間違っても『方法はそのうち見つかる、その都度、その都度見つけていけば良い』というアドバイスはないでしょう。
現時点で可視化できる俺の最適解を提示して、それをあなたに分かってもらいたいのです。
繰り返しますが、男性はそれを良いことだと確信しています。
『ゴールは人に言わない』
改めて、彼女たちはそれを実感したようです。
『未来に船出!ナイトクルーズ&グループコーチング in 神戸』
※良い席が確保できたので、グループコーチングにアップデートしました。
日時:平成29年9月16日(土) 18:30-21:00
※18:30現地集合
場所:神戸市内某所 お申し込みをされた方に個別にご連絡差し上げます。
定員:限定2名
参加コーチ:石元めぐみ 斎藤貴志 ※ともに苫米地式認定
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