昨日はアルファウーマンについて書きました。
おさらいすると①いつもいい気分でいるように心がけること、②未来をイメージさせることでした。
実はもう少し付け足したい内容があります。
付け足す内容とは、喋り過ぎないようにすることです。
このように書くと『だって女性はお喋りが好きなんだもん』と反論されそうですが……。
残念ながら、明らかに喋り過ぎて評価がマイナス(-)な方が多い。せっかくのいい女が台無しです。
なんでもカンでも喋ればいいというものではありません。程よい塩梅が大事です。
口は災いのもとという諺もありますし、中国伝来のアルファウーマンになるための技術『鬼谷子』でも、喋り過ぎると身を亡ぼすと警告しています。
ではいい塩梅は、どこで見つけるか?
それは他人と話す時点での相手があなたに対して持つニーズです。状況や相手の心理状況です。
あなたは抽象度を高くして、これを把握していく必要があります。
言い換えれば、抽象度が高くないとアルファウーマンにはなれないということです。
例えば、相手が話を聞いてほしいときに、話を遮って、あなたが自分の話をしはじめたらNGということです。
中には聞かれていないのに、自分や自分の考えについて持論を展開しだす人がいますが、それはアウト!
相手は笑っているふりをしていても相手の心は閉じているので、そもそもあなたのアドバイスも届きません。
気が高まった人に良くありがちなパターンで、喋り倒すことで自分が場を支配していると勘違いしています。
では何が必要かというと共感です。相手の感情を共有してあげることが大切です。
男性の私が言うのもなんですが、女性は共感が得意ですよね。今こそ、この強みを生かすべきです。
とはいえ、単に共感するのではなく、抽象度の高い共感が必要です。
それは相手の話を真摯に聴くこと、そうすると相手はどんどんいろんな感情をさらけ出してくるでしょう。
あなたが相手の感情を引っ張り出して、コントロールする感覚、これが抽象度の高い共感です。
この状態では相手も心をフルオープンにしてくれて、ちょっとしたアドバイスでも相手の心に刺さるようになります。
というか、間違いなくあなたの話に重みを感じてくれて、『〇〇さんは凄い!』と勝手に思ってくれるようになります。
実はこの技術を世界的に有名なフルーツの通信機器会社が接客で用いています。
お客様が不満をぶつけてきたら、チャンスと捉えて、徹底的に耳を傾けて共感するそうです。
例えば、不満の中身は、電話代が高い、電池がすぐに切れるといった内容だとしましょう。逆に言えば、電話代を安くしたい、電池を長持ちさせたいというニーズが見えてきます。
この時にフルーツのマークの従業員は、お客様の話を徹底的に聞いて、ニーズを拡大させます。
同時に、相手の感情も引っ張り出して、しかもいつの間にかコントロールしているのですね。
まあ、本音としては、お客様の話を聴くふりをしながら、実際のところは自分たちがつくりだした臨場感空間に引きづり込んでいます。
お客様の方からその世界にコミットしてきています。
まさに影響力の高い人は自分から行かない、まさに花は自分からミツバチを誘いに行きますか?です
そしてお客様が話過ぎて、自分でも何を言っているのか分からなくなった精神状態の頃合いを見計らって、『ではお客様、こちらの機種はいかがでしょうか』と新しい可能性を提案します。
すると面白いことにお客様は勝手にそちら側に行くようになります。
このフルーツのマークの通信機器会社の技術は、あなたがアルファウーマンとして振舞う上でも参考になること間違いないでしょう。
とにかく喋り過ぎは禁物です。
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