不幸やめたら?

不幸やめたら?

今回はこのブログでおなじみのA子さんがなぜ、『恋愛がうまくいくのが当たり前』と感じるようになったのかを検証します。

 

『恋愛がうまくいくのが当たり前』の記事(https://goo.gl/jgucFn)が反響が多く、このカラクリを知りたい女子が多いようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、過去の記事にもあるように、彼女はかつて『恋愛は苦しいもの、自分には幸せな恋愛はできない』と思い込んでいました。

 

その結果、現実がその通りになっていました。

 

A子さんと同じような症状に苦しんでいる女子は多いのではないのでしょうか。

 

 

 

 

 

こういった方々は時には恋愛で一時的に嬉しいと感じるようなことがあっても、すぐに苦しい方に戻ってしまうようです。要するに、苦しい恋愛、不幸な恋愛がコンフォートゾーンです。

 

コンフォートゾーンとは慣れ親しんだ空間や状態です。コンフォートは快適という意味なので心地よいというイメージがあるかもしれませんが、もっとも本人にとっては心地よくない状態もコンフォートゾーンです。

 

もしくは心地よくない状態がコンフォート(快適である)と理解してもらうと良いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、A子さんはこのコンフォートゾーンから抜け出したかった、でもどうやっていいのか分からなかった。

 

『私にどうしたらいいですか?』と私に聞かれても

 

『不幸をやめたら?』と返されるだけでした。

 

 

 

 

 

 

 

不幸をやめる?

 

それはどういう意味でしょう。

 

 

 

 

それは不幸な恋愛のコンフォートゾーンを書き換えるという意味です。

 

その方法はゴール設定にあるということは、あなたは薄々気がついているはずです。

 

 

 

 

 

 

ただし、今回お伝えしたいのは時間の概念を逆に捉えること、つまり時間は未来→現在→過去に流れるということを骨身に沁みるまで体感に落とすということにフォーカスします。

 

 

 

 

 

さて、多くの人は時間は過去→現在→未来に流れると思い込んでいます。

 

まさか逆に流れるなんて想像もしていないハズです。

 

それはユダヤ教やキリスト教の戦略かもしれませんし、時計が右回りに進むイメージを見慣れているからかもしれません。

 

 

 

 

 

 

時間は過去から流れると捉えるがゆえに、過去に苦しい恋愛をした、今回もまた苦しい恋愛をした、ゆえに未来もまた同じような結果になると考えてしまいがちです。

 

その結果、お先真っ暗感を味わい、かつ自分のことを不幸だと思い込んでしまうのです。

 

そしていつの間にかこの状態が心地よくなってしまい、女子会で不幸な恋愛自慢を始めてしまうのです。

 

『私の方が』

 

『私の方が』

 

と、まるでその体験を競い合うかのように。

 

 

 

 

 

 

 

これと承認欲求が結びつきます。人間は承認されると嬉しいものです。

 

自身の不幸な恋愛について語る、そしてそれを仲間に承認(共感)してもらえることが一瞬の快感になってしまうのです。

 

ついでに言うと不幸な恋愛自慢をした後に、落ち込込むこともコンフォートゾーンに組み入れられます。

 

 

 

 

 

この結果、ますます不幸な恋愛をする自分のコンフォートゾーンを強化します。

 

なお、コンフォートゾーンの先にはゴールがあります。今が不幸だとか、辛い恋愛ばかりと感じれば、もしかしたら、意識に上がらないだけでゴールがその延長線上にある可能性も見過ごすことはできません。

 

実際に、かつて『A子さんも聞いてください』というメールを送って来ていましたが、ゴールを設定しなおした途端にそれはなくなりました。

 

 

 

 

なお、このコンフォートゾーンが強化されると、仮に幸せそうな友達を見ると急に足を引っ張りたくなります。

 

 

 

 

 

 

話がそれました、時間の話に戻します。

 

時間が過去→現在→未来に流れると捉えると、どうしても現在の辛い恋愛、不幸の元凶は過去にあったと思いがちです。

 

 

 

 

 

そのために、多くの女子が好きなカウンセリング的手法、これは現在をつくっているのは過去にあり、その過去の記憶そのものにアプローチすれば解決されるという手法にばかり目が行くようになります。

 

この方法はとにかく過去にフォーカスします。フォーカスすることで過去とそれが作り出す現在をますます強化していく懸念があります。ますますコンフォートゾーンを強化していくハメになります。

 

その結果、カウンセリングを受けた後は気分がスッキリしたけど、しばらく経つとまた同じレベルの悩みに拘泥するという状態を作り出します。

 

 

 

 

 

 

 

また、コンフォートゾーンの外は認識できません。なので、恋愛がうまくいかない自分、不幸な自分の姿(自己イメージ)しか持てなくなります。

 

これは先ほど述べたようにお先真っ暗状態です。

 

 

 

 

 

そうすると今の上手くいかない状態は過去のせい、もっというと生まれる前からの運命だと捉えるしかなくなります。

 

全ては運命のせいという思考停止状態に陥ります。もっともこの思考停止状態が心地よく恍惚状態を感じる人もいるようですが。

 

 

 

 

次回は、前置きが長くなりましたので、今回はこの辺で。

 

 

 

 

 

 

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