不安の背後に見え隠れするもの 【実体験】

エフィカシーが低かったために

自信がなく、その裏返しとして他人から良く思われたいと切望していました。

 

そのために、上手く言葉では説明できませんが行動をするたびに「他人から変に思われたのではなかろうか」、「いや大丈夫だ。あの環境では問題ない」などの不安を解消する儀式にエネルギーを注いでいました。

 

 

終わらないぐるぐる思考。いわゆる強迫観念というやつです。

 

このために、10代で一番体力気力ともに充実しているハズが、実際は空いた時間はベッドで横になってないといけないくらい体力を消耗していました。

 

意識が強迫観念を追い払うことだけに注がれていますから、他人の声は上の空でした。「よく、人の話を聞いている」と注意されましたね。

 

脳のRAS(網様体賦活系)でフィルタリングされていたのです。

 

これらも、低いエフィカシーによってもたらされたと考えます。

 

 

脳地図が不安探求モードに

これにより神経細胞の結び付きが、不安探求モードになっていたと推測します。

 

不安という情報が、物理である脳の結びつきに作用したものと考えられます。

 

不思議なのは精神的に不安や変な観念に侵されていない時は、症状が体に表れていました。めまいとだるさ、あと冷えも加わっていました。

 

1999年の夏、外は猛暑でしたが私だけ何故か寒かったのを覚えています。その後、薬を飲んで多少は改善しましたが。ただ、薬に関しても前回書きましたがとんでもない副作用がありました。

 

また、エフィカシーが低いと、悲劇のヒロインを演じて、これを正当化し始めます。

 

 

エフィカシーは「自分の能力の自己評価」

エフィカシーが低いと僕が何をやっても現実は変わらない。どーせ無理という考え方をいつのまにか甘美なものとして捉えてしまいがちです。

 

※マインド(脳と心)の状態が変われば人生はいくらでも変わると断言する。I(イメージ)×V(鮮明さ)=R(現実)という公式を思い出してほしい。

 

この状態がコンフォートゾーンにならないように注意した方が良いです。

 

下手をすると、リストカットや自殺まで誘発すると懸念されます。

 

私の場合を振りかえってみると、無意識のうちに、言語や非言語をつうじて他人に不安を感化させようと試みていました。

 

例えば、私がこのような状況にあったので、弟も、家族も精神的、健康的に不調な時がありました。

 

今思えば明らかなホメオスタシス同調です。私としては不安を分かち合ってほしいという、今思えば自分勝手な思いでした。その影響に関してはスコトマに隠れていました。

 

逆コレクティブ・エフィカシー状態です。

 

エフィカシーは人間生活を営む上で、鍵となるとても重要な概念です。

 

その意味で、エフィカシーを高める、コーチの役割は大きいと考えます。

 

コーチにしか果たせない役割があります。

 

 

まとめ

・エフィカ―が低いと、他人から良く思われなければならないと感じる

・良く思われていないと不安を感じて強迫観念に結びつく

・不安という情報が脳地図を書き換えた(情報が物理を書き換えた)

・エフィカシーが低いと、何をやっても人生は変わらないと頑なに信じ切ってしまう

・私の場合、身近な人間のエフィカシーも低下させていた

・こころの病の背後にはエフィカシーが関連している

・エフィカシーは、生活を送るうえで重要な概念であり、尺度である

・エフィカシーを高めるコーチの役割は大きい

 

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