※本記事は、昨日のメルマガ記事を加筆・修正したものです。
私の良く行く珈琲屋さんで山下達郎さんの曲が流れていまいた。
マスターが曰く、夏と言えば『たつろう』で、曲を聴いたら癒されるそうです。
※『冬もたつろう』という説もあるようですが・・・(笑)
他にいる常連さんも、この方の曲に酔いしれていました。
酔いしれた人が多く、先日 出雲市であったコンサートに行ったそうです。
なお、出雲市は山下さんの奥さんである竹内まりやさんの出身地です。
竹内まりやさんは出雲大社の近くにある旅館『竹野屋』のご令嬢です。もし、出雲大社に行かれる方があれば、ご宿泊は竹野屋でお願いします(笑)
頼まれてもいないのに宣伝をしてしまいました(笑)
さて、マスターを始め、純粋な心を持ったお客さん達が、山下達郎さんの曲に酔いしれいている他方で、陰険な私(笑)は小田和正さんの『ラブストーリーは突然に』のフレーズを口ずさみながら『なぜ多くの人々が山下さんの曲に引き込まれるのか?』カラクリを考えていました(笑)。
『夏(冬)はたつろうの背後には、裏があるに違いない(笑)』と。
そして、『ああっ、そういうことだったのか!』という点に気付きました。
ご存知の方も多いかと思いますが、山下さんは謳っている時に声が高くなる瞬間があります。
普段の低音と高音の揺らぎがあるのです。
音紋解析装置で、分析したら揺らぎが可視化できるかもしれません。
ポイントは、この揺らぎ。
例えば、ツンデレ女子がいます。
気分によって、ツンツンとデレデレが交じりあっています。
ツンとデレの二つのピークによって、聴き手のマインドが揺らがされて、いつの間にか取り込まれてしまう男子が急増です。
女性でもなぜか、その人に振り回されてしまっている方もいるかもしれません。
その理由は、深い変性意識状態に聴き入って、ツンデレ女子の臨場感空間に引きずり込まれるからです。
※詳細はこちらをhttps://goo.gl/6Ksd2z
専門的に言うと、ツンデレ女子が場の支配権、ハイパーラポールを握るからです。
ルパン三世にでてくる『峰不二子』が典型例です(笑)
『ルパーン♡』という甘い囁きと、『裏切りは女のアクセサリーよ』という言葉が交差します(笑)
同じように、山下達郎さんも、ご本人が意図しているのかどうかは定かではありませんが、低音と高音の声の出し方で、聴き手を揺らがせています。
『トランストーク』と言います。
他のテクニックでは、話すピッチを早くしたり、遅くしたりという方法もあります。
某スピリチャルの先生は、いきなり黙って沈黙状態になります。
相手にいきなり黙られれば、聴き手はビックリ??? 状態です。
『フレームの中断』です。
このようなことをされると、私たちは容易に深い変性意思状態に陥ります。
仕掛けた相手に臨場感空間に取り込まれやすくなります。
この状態で、山下さんが、心地よい、嬉しいという感情を込めて歌えば、ホメオスタシス同調により聴き手にも伝播します。
変性意識状態で揺らがされて、加えて、感情も伝えられる。
『内部表現の書き換え』です。
内部表現の書き換えと言えば、何か物凄いことかと思われるかもしれませんが、実のところ、このように普段から体験しています。
歌の上手い人は、それに加えて内部表現の書き換えが上手いのです。
書き換えられるからこそ、その世界に取り込まれるのです。
では、その世界とは?
それは山下さんのゴールです。
きっと彼には、理想とする世界が在るに違いありません。
その世界をイメージしながら言葉も含めた身体表現で表しているのです。
まさに『共感覚による内部表現の書き換え』であり、気功そのものです。
また聴き手は『ああいい曲だったな』というレベルでは、しっかりと曲を聴いたことにはなりません。
抽象度を上げて、山下達郎さんの世界を垣間見てこそ、曲をしっかりと理解したことになるのです。
このことから考えると、一流のアーティストとは、自分のゴール世界を、周囲の人々に、上手く見せていく技術に長けているのだなと感じました。
『未来に船出!ナイトクルーズ&グループコーチング in 神戸』
※良い席が確保できたので、グループコーチングにアップデートしました。
日時:平成29年9月16日(土) 18:30-21:00
※18:30現地集合
場所:神戸市内某所 お申し込みをされた方に個別にご連絡差し上げます。
定員:限定2名
参加コーチ:石元めぐみ 斎藤貴志 ※ともに苫米地式認定
詳細はこちらまで
https://goo.gl/bhWhmx