バツイチの男性、または既婚中の男と付き合いたいという女性が多いそうだ。
その理由は、バツイチの男性ならばかつて誰かがその人を愛してくれたということだから。既婚中では、奥さんに愛されているからだそうです。だから価値があるのだそうだ。
自分が相手を好きだという感覚に自信が持てない。だから、他人のチェックで合格点を出された男が良くて、自分の判断は間違っていないのだと。
美術館に行って、最初に絵を見るのではなく、下に書いてある説明をみて有名な画家の作品だった観る、そうでなければハイ次みたいな感覚に似ている。
自信がないゆえに、価値のある(とその人が思っている)と人と付き合ったり、結婚したりして埋め合わせをしているのか。これはブランド物ばかり持つ人の心理と通じるものがある。
ここで、好きだという自分の感覚を信じましょうと言っても。おそらく通じない場合も多いだろう。大多数の人は何かしらの安心を求めてしまうものだ。他人が見積もった価値に乗っかって安心する。
さて、これが良いか悪いかは別として、女性の自信の低さが垣間みれるような気がする。正確には、低くなるように洗脳されているのだろう(洗脳という言葉がふさわしい)。
とにかく自信がないという女性が多い。
女性は自信がない方が可愛げだ(出雲弁?)という価値観が蔓延っているのか。それとも、自信をもった瞬間に調子に乗っていると叩かれてしまうのか。最近聞いた複数の話によると、どこの地域においても女性関係は横のつながりを大切にして、抜け駆けは許さない心理があるそうだ。ママ友なんかはその最たる例だそうだ。
私が小学2年生の頃、特急列車で反対側に座っていたおばあさんが何かと「おなご(女)の分際で」と言っていたのを覚えている。「おなご(女)の分際で酒を飲むな、煙草を吸うなと」とか、隣の席に座っていた中年の女性に対して喋っていたのを覚えている。
もちろん、小学2年生7歳の思考能力では、そんな言葉でも疑うどころか、そうか女性より男性の方が偉いのかと勘違いをしてしまうようになる。
反対に、もし仮に僕が女の子で、この発言を聞いて信じ込んでしまったらと思うとゾッとする。いやむしろ、幼いころに、そう思い込まされている女性は多いのかもしれない。
このお婆さんの発言は極端だとしても、今でも日本、とくに地方は、本質的には儒教が支配しており男尊女卑が根付いている。韓国・北朝鮮がどうだとか言っている場合じゃないと思う。
では、解決策はと問われると、それは今は分からない。だけど、こういった事例があるということを認識することが大切だと思い記事にしてみた。