先日はセルフコーチング講座でした。
表のテーマは抽象度でしたが、裏のテーマはこれに関連してナンパを取り扱ってみました(笑)
ナンパに関しては、メルマガで報告しております。
私はナンパをするようなタイプではありませんでしたが、ハビットとアティチュードを変えるための取り組みにナンパを思い付きました。
ハビットとは、一般に習慣として訳されます。ただ、ここではもう少し広い意味を持つ言葉として使っています。例えば、ふだんついこうしてしまう癖などもハビットに含まれます。毎日の日常の中で、当たり前のように無意識で行なうことすべてを指します。
一方のアティチュードは、態度というよりも、行動の性向のことであり、日常の無意識の選択のことです。
たとえば、毎朝、当たり前のようにコーヒーを飲むのはハビット。『コーヒーにしますか、紅茶にしますか?』と尋ねられて、『コーヒー』を選ぶことがアティチュードです。
こうしたハビットとアティチュードも、実は情動記憶によって決められています。
つまり、情動記憶は、ハビットとアティチュードという日常の無意識の行為と、ものの観方、考え方との両方を決めています。
言い換えれば、私たちの自我の行動を制約しているものは情動記憶である、ということなのです。
(中略)
ハビットとアティチュードを変えることなしにゴールを設定しても、何をすればいいのかわからず、ゴールをあきらめることになる。
苫米地英人著 『コンフォートゾーンの作り方』フォレスト出版 P34-35。
ナンパというと余り良いイメージがありませんでした。また女性に対する恐怖心を抱いていた私にとっては、ナンパは無意識のうちに選ばない選択です。
しかし女神に鍛えられること幾年月、気が付けばクライアントさんにも女性がいたり、セルフコーチング講座の受講生は全員女性であり、内弟子?も女性であるという現実を鑑みて、そうも言ってられないなと感じる今日この頃。
以前の記事で書きましが、女神に自己評価を上げてもらったので、今回の試みは反対に女性を女神にする目的です。
『新LOVE論 ~男子はみんな女神から情報空間で蹴られるべし編~』
ということで、セルフィッシュ(自己的)ナンパではなくて、アンセルフィッシュ(利他的)なナンパです。
その他には、新しい非言語のテクニックが有効に作用する実験でもあります。自分で言うのも何ですが、このテクニックは結構ヤバい。
斎藤塾の英知を結集したナンパ(笑)の技術です。なぜか?こういう技術はすぐに思いつきます。
以上の内容を受講生(全員女性)の皆さまに説明しました。
最初はナンパに対して微妙な空気が支配していましたが、しかし、上記の内容を受講生(全員女性)の皆さまに説明しました結果。
早速、『先生、実践してください』と素敵女子の皆さまが擁護派に変わりました(笑)。
翌日に私が良く訪れる喫茶店の女性スタッフの方にも効いてみましたが、『素晴らしい』というお声を頂きました。
理由は、私としては女性の自己イメージを高めたいという意図があり、一方で、女性の方々からは女性の自己イメージを高めてもらいたいという意図があります。
この『女性の自己イメージを高めたい』という抽象度で、双方の意図がリンクした結果、お褒めの言葉を頂けるのです。
でないとナンパはただの騒音であり、いい迷惑です。
如何に抽象度を上げて、自分と相手の意図を伝達し合うのか。それがコミュニケーションの本質に繋がります。
なので、ヒントとしては声を掛けられたそうな女性(意図)を見抜き、実行するのかが鍵となります。