※過去のメルマガ記事加筆修正です
コーチングではゴールが全てです。
しっかりとゴール設定できていますか?
①現状の外側に
②心から望むwant toで
③各方面にバランスよく
これらが大事な要素です。
がしかし、時にこのゴール設定が難しいと感じてしまうことがあるかもしれません。
もし、ゴール設定が難しいと感じるとしたら、あなたにゴール設定よりも先に実施してほしい活動があります。
それは抽象度を高めることです。
と言いますのは、コーチングの理論自体がその他の自己啓発よりも遥かに抽象度が高いからです。
もっとも、コーチングの本質はさらに抽象度が高く、それをコーチングという抽象度に落としています。
この理論に五感で触れて、運用できるようにするためには、それなりの抽象度が求められます。
つまり、コーチングに臨場感を覚えるためには、最初からある程度の抽象度が必要されるのです。
その事実を無視して、いきなりゴール設定に取り組んでも苦戦することでしょう。
こんな状態で、『エフィカシーを上げましょう』と言われても、いまいちピンと推測します。
まあ、ゴールが設定されていない限りエフィカシーも生じようがありませんが。
エフィカシーは『ゴールに対する自己能力の自己評価』だからです。
ゆえに、先に抽象度アップです。
抽象度とは、包摂する概念の情報量の大小を意味します。
ポチ→犬→動物→哺乳類→有機物といった具合に、右に行くにつれて抽象的な概念になります。
ポチは犬、動物、哺乳類、有機物という情報を含んでいます。
ゆえに情報量が多く具体的で、この概念は臨場感が高いです。
反対に、抽象的な概念に対しては、なかなか臨場感が掴みにくいものです。
それゆえ、抽象度の高いコーチングの仕組みを理解して、運用していくためには抽象度を上げるしかありません。
抽象度を上げる方法は、実にさまざまあります。
手っ取り早いのは、実際に抽象度の高い人と場を共有すること。
しかし、実際に抽象度が高い人と会うのが難しいと思えば、いろいろなコーチの動画を観ると良いでしょう。
動画を通じても抽象度は伝播します。
その他は、コーチングに関する書籍に、気功も含めて、いろいろな方法が紹介されています。
実践すると良いでしょう。いや、実践してみないことには始まりません。
また、私のブログも個人的な心情や、あなたの情動に訴えかける内容よりはメカニカルな仕組みを書いています。
目的はあなたに知識を与えるためであり、人は知らない知識を得ることで抽象度が高まります。
かつ、もしかしたらあなたは日々の生活で不安を感じているかもしれません。その臨場感に引っ張られて、ゴール設定どころではないのかもしれません。
その様な場合にも抽象度を高めていくことは役立ちます。
不安は情動脳と呼ばれる大脳辺縁系が引き起こしています。
抽象度を働かせるとは前頭前野を働かせることを意味しており、ここを抑制することは大脳辺縁系を抑制させます。
これにより不安は抑制されます。同時に、喜怒哀楽である喜びも低減されます。
ついでに言うと、抽象度を高めると神経症にお悩みの方も大きく改善します。このことは、記事がまとまり次第発表します。
最後になりますが、抽象度を高めることによって、フラットな感じでゴールも設定しやすくなるでしょう。
なので、ゴール設定が難しいと感じたならば、ぜひ抽象度を高めてみることを意識してください。
お知らせ 『残り1名』
『コーチング×ビアガーデン2018』
日時『変更』7月14日(土) 19:00-21:00
場所 大阪市内 高級ホテル
参加コーチ 石元めぐみ 斎藤貴志
残1名
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