コーチングの理論では情報が先、物理が後です。
簡単に説明すると、最初に心の中で思った情報が、後に世界に存在するという意味です。
※I(情報)×V(臨場感)=R(現実)という公式で表せます
人間は情報によって生き方が制限されます。
あなたは他人から嫌なことを言われたら傷つきませんか?
傷つけば臆病になったり、やる気がなくなったりして行動が制限されます。
行動が制限されれば、学校や会社に行きたくなくなるなど、生活にも支障が生じます。
こうなると、その後の人生も変わってしまいます。
一方で、好意を寄せる人から嬉しい言葉をもらえば、機嫌がよくなるのはもちろん、肌のハリやツヤも増してくるでしょう。
自分に自信がでて、いつも人見知りな自分が、ちょっと行動的になって転職したり、恋人ができたりします。
あなたが、どのような情報を取り入れるのかで、あなたの人生が決まります。
たとえば、私は若かりし頃に神経症という病気に苦しめられました。抑うつ的な気分が続き、些細なことが気になる病気です。
なぜ神経症になったのかというと、医者から『あなたは神経症です。性格なので、それから逃れることはできない。一生付き合っていくしかない』と言われたからです。
そういった情報が投げ込まれたのです。
しかし私は医者の言うことを信じたくなかったので、自分で勝手に治し方を探しました。
前頭前野という情報に対する判断や評価をする脳の部位を働かせて、医者の投げかける情報をそのままには受け取りませんでした。
今振り返れば『よく出来たなー』と思いますが、その気になればできるものですね。
この過程でコーチングのもととなる理論に出会いました。
その理論にもとづけば神経症のコンフォートゾーンを移行して、健康のコンフォートゾーンに移行すれば治るとのことでした。
コンフォートゾーンという情報が書き換わるという意味です。
また性格というのも幻想であることを知りました。
別の角度からいえば、ある対象に関しての認識が書き換わるということです。
自分(斎藤貴志は神経症だ)という自己認識情報を、自分は健康だという情報に書き換えるという意味です。
そして、情報が書き換わった結果、治ったと思います。
ここ10年以上薬を飲んだことがありません。性格も穏やかになったと思います。
薬を飲まなくなったのと同じくらい、抑うつになった記憶もございません。
たとえば、前にイビサという島で、運転をさせれしました。
物理的にも精神的にもケチョンケチョンにやられました(笑)
人から言わせれば、普通は落ち込むものだそうです。
でも『斎藤君は回復が早い』と新たな権威に褒められました(笑)
これにより『やっぱり俺は凄い!』という自己認識に変わりました。
では、ここで復習です。
なぜ神経症になったのか?
それは医者に『あなたは神経症です』と言われたからにほかなりません。
医者といえば権威です。権威は情報を書き換えます。
まず神経症の斎藤貴志という情報があって、その分身として神経症に苦しむ斎藤貴志が存在したのです。
しかし、自分でもじたばたしているうちに、その後、新しい権威を見つけて、治ると確信しました。
こうして情報が書き換えられた結果、健康な斎藤貴志になりました。
とにもかくにも情報が先で、そしてどのような情報を選んでいくのか?
それが人生を決めます。
自分に関する情報選びはとても大切なのです。
どのような情報を選ぶのか?
それはゴールによって決まります。
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