この世界はすべて〇〇でできている

この世界はすべて〇〇でできている

今回も内部表現についてフカボリしていきます

内部表現とは

わたしたちの脳と心の中にある世界でした

脳と心の中の世界といっても

わたしたちは五感をとおして

脳と心の中で世界を認識しています

なので、内部表現こそが

わたしたちにとって本物の世界でした

また内部表現はすべて情報によってつくられていました

たとえば、今あなたはスマホで

この記事を読んでくれているかもしれません

けれども、物理的なスマホの存在は

あなたの視覚、手触りは触覚をとおして

情報として知覚されています

一方で、記事のコンテンツも情報です

このようにスマホのような物理的媒体も

記事のような媒体も、すべて情報です

情報が内部表現の構成要素です

実はこの情報は階層をもちます

低い次元、真ん中、高い次元といったぐあいに

情報の階層があります

この情報の階層のことを

抽象度といいます

一番低い階層は物理空間です

物理空間は五感で

その存在を知覚できます

先ほどの例で示すと

スマホに触れて

その存在を確かめられる階層のことです

いわば日常生活空間のことです

一方で、物理空間に対して

情報空間という階層があります

こちらは観念や考え事の世界です

昨日食べた晩ごはんについて

思い出すことも情報空間です

もっとも物理空間と

情報空間は繋がっています

たとえば、先ほど引き合いにだした

脳は物理空間にあります

さらに、脳の抽象度とあげると心になり

これは情報空間に位置します

けれども、脳も心も

それを表す抽象度が違うだけで同じです

別の例をみてみましょう

昨年より女子サッカーリーグ

Weリーグが発足しました

Weリーグは日本初の

プロ女子サッカーリーグ

サッカーは

物理的な競技場でプレーされます

わたしたちは競技場に赴き

選手が競技場でボールを蹴る姿をみて

その姿に感動を覚えます

また『今、サッカーをみている』感

を覚えます

これは物理空間での営みです

この試合がテレビで中継された場合は

いかがでしょうか?

テレビ中継をみながら選手の一挙手一投足に

ハラハラさせられます

こちらは実際に競技場に

足をのばしていません

サッカー中継という情報だけがたよりですが

はっと息をのむなど

あたかもサッカー場にいるような感覚です

しかし、物理空間(サッカー場)でみても

テレビでみても

試合結果は同じ

物理空間では

神戸のチームが勝ったけど

テレビでは仙台のチームが勝った

なんてことはありません

サッカー場でもテレビでも

神戸の勝ちは

神戸の勝ちです

抽象度が物理空間か

情報空間か違うだけで

同じ対象(サッカー)をみています

逆にいえば

わたしたちは同じ対象を

別の抽象度で表すことができる

ということです

こういったことができるのは

この世界が情報でできているためです

そして、この世界は

わたしたち一人ひとりの

心の中(内部表現)にあるのです

※最後に余談ですが

スピリチュアル系の人が

この世界はプラーナでできている

といいます

彼らがいうプラーナが

ここで扱う情報のことです