今回のテーマは『お金はどのようなところに流れてくのか?』です。
さて、あなたはどのような場合にお金を支払いますか?
レストランで食事の際や、タクシーに乗車する際、はたまた美容院やエステなどで、金を支払いますよね?
それはレストラン、タクシー、美容院に価値を感じるから、お金を支払っています。
なぜ価値を感じるのかというと、レストラン、タクシー、美容院の人があなたよりも上手にお金を使うことができるからです。
たとえば、レストランで1,000円のランチが提供されていたとしましょう。
この場合はレストランの方が、あなたが1,000円で食材を買って、調理するよりも、上手に調理できるからです。
あなたは、その点に価値を感じてお金を支払うに違いりません。
もし、あなたの方が上手に1,000円の食材費を使うことができれば、わざわざレストランに赴くことはないでしょう。
もっともたまに、レストランに行った後で『私の方が上手に(料理が)作れる』と、後出しジャンケン的なことを言う女子もいますが(笑)
タクシーであれば、あなたが見ず知らずの土地に行った際に、あなたが1,000円を使って公共交通機関を乗り継ぐよりも、タクシーの方が早く目的地に到着できます。
あなたは、その点にメリットを感じて、お金を払います。
美容院でお金を使うのも、あなたが5,000円で道具を揃えて自分で髪を切るよりは、より上手、かつ効率的に髪を整えてくれるからです。
こんな感じで、あなたの方が他人よりも上手にお金を使うことができれば、あなたの元にお金が入ってきます。
また、他人よりも上手にお金が使えるとは、他人の未来をハッピーにすることです。
未来のハッピーに対して、人はお金を使いたい生き物なのです。
この世界にはそういったカラクリがあるのです。
その前提として、あなたは他人の未来をハッピーにするための、何かしらの技術や知識を極めていく必要があります。
とはいえ、わたしには特別なスキルが無いから、そんなの無理!と落ち込むかもしれません。
けれども、昔からどんなことでも3年で技能が身に付き、10年経てばそれで食べていけるという格言があります。
または、1万時間の法則というのがあります。これはアメリカの心理学者、エリス・アンダーソン博士が提唱した概念です。
どんな分野でも1万時間かけてその分野の技術・知識を磨けば、その分野で傑出した能力が身に付くとのことです。
一日のうち9時間没頭すれば3年。
4.5時間没頭すれば6年を要します。
もしかしたら、働きながら9時間没頭するのは難しいかもしれません。
でも4.5時間であれば、なんとか時間が捻出できそうではありませんか?
もちろん対象となる分野はあなたがなにか夢中になれることです。
止められても、やってしまうことが最も適しています。
参考記事 大人になって失った輝きを取り戻す
と、そうは言っても、他人の未来をハッピーにする分野のことを習得するのに、3年も6年も身につけられないよ!というお声があるかもしれません。
次回は、そんな時に役立つ方法をお伝えします。