お金とエネルギーと抽象度 高いところから落とし込め

お金とエネルギーと抽象度 高いところから落とし込め

2015-08-09

お金について考えてみた。お金もエネルギーの一部であり、情報の一部にすぎない。一万円札は、10,000円という情報が紙に記載されているだけのものである。

前回のブログで、お金とエネルギーについて書いた。それについて抽象度という概念を用いて説明する。
その前に、抽象度とは。”猫”の抽象度を上げると“哺乳類”になる。さらに上げると“動物”で、その上は“生物となる。抽象度を上げるほど、情報が減ってくる。逆に抽象度を下げると、“アメリカンショートヘア”などの猫種となり、その下は“山田さんちの猫”、さらに“リンダと”なる。抽象度を下げると、情報が増え具体的になる。抽象度が低い場合、具体的な情報量が増え、他との共通点が減ってくる。逆に、抽象度が高い場合、具体的な情報量は減り、他との共通点が増えて。その共通点が多いほど共感を呼ぶのである。

抽象度を物理法則で例えると、例えば、サッカーボールを5mの所から落とすより、5,000メートルの所から落とす方が破壊力は高い。ポテンシャルエネルギーが高くなり、運動エネルギーとなり威力を増すのである。抽象度が高くなるということは物事の視点・次元が高くなるということであり、サッカーボール同様、高ければ高いほどポテンシャルエネルギーが増す。それを落とすので、威力がある。言い換えれば、抽象度が高く、多くの人にとっての共通点が多く共感を呼ぶビジネスモデルだからこそお金が集まってくると捉えることが出来る。

また、エネルギーは滞ることはない。位置エネルギーが運動エネルギーに変わるのと同様に、太陽エネルギーがソーラー発電により、電気エネルギーとなって、誰かが使用するIpodの電源となって、それで音楽を聴いた人が元気になるという現象と同様に、エネルギー保存の法則により滞ることを知らない。(ちなみに、アラブの石油王は太陽エネルギーから化石燃料(石油)をつくり、それを売って、莫大な富を築いている。太陽エネルギーが富に変わった良い例だ)。皆さんの周りでも、エネルギッシュな人は常に動き回っていることだろう。滞ることを知らないのだ。動き回るから、チャンスを掴んで成功するのである。やはり、願っているだけではだめなのである。

お金もエネルギーだと書いた。それはつまり、使わなければ入ってこないということである。コツコツ貯金するのもいいけど、何かのタイミングでまとまった出費が必要になる時がある。それは、お金も動きたいからに他ならない。私の経験でいえば、お金を抽象度の高いことに使い(皆がHappy)なことに使うからそこ、後になって大きなリターンとなって戻ってくることが多い。しかも、不思議と全然予期していない方向からである。私の周りの成功者は、お金をいっぱい稼いで、いっぱい使えと言っている。稼いだお金で、マンションを買うとか、高級車を買えとかではなく、人の役に立つことに使いなさいと言っている。それが成功し続けるためには必要なことだと。

エネルギーと抽象度は高く。