多くの女性から他人の言動を引きずったり、顔色を過剰に伺ったりして、悩んでしまうという相談が寄せられます。
私自身も過去に『お前は他人の顔色を伺い過ぎだ』と言われてきました。
でも、その時になぜ伺い過ぎるのか、明白な理由が分かりませんでした。
しかし、コーチングを学んでいく上で、それはセルフエスティーム(以下、エスティーム)の低下に起因することを学びました。
エスティームは『自分の価値を認める』ことであり自尊心です。
他人の言動に過敏なのは、文字どおり自分を尊厳していないからです。
では、このエスティームは何により決まるのか?
要因はいろいろありますが、その中で大きなウエイトを占めるのが、それはあなたが今までにどんな言葉を受け入れてきたのかによります。
親や先生など影響力の大きな人に投げかけられてきた言葉によるところが大きいです。
その時の記憶が今に影響を与えて、エスティーム低下に繋がっています。
では、これを是正する方法はあるのでしょうか?
その代表的な方法は未来に向けてのゴール設定であり、そのゴールから自己イメージを書き換えれば、必然的にエスティームも向上して、他人の言動も気にならなくなります。
しかし、一方で、あなたはそれがなかなか難しいと感じるかもしれません。
なので、今回はそれに加えて、過去に言われて来た評価を変えていくワークをご紹介します。
エスティームの土台を形成しているのは、幼少期の記憶によるところが大きいです。
幼少期は物事の分別が付かない年齢であり、親や先生などの権威の言葉を素直に受け入れてしまいます。
良い言葉を言われて来ればエスティームの向上に繋がりますが、否定的な言葉を言われるとダイレクトな低下に繋がります。
この時の評価を変えていきます。
例えば、あなたは幼い頃にアイドルになりたくて人前で歌を歌うことが大好きでした。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんも褒めてくれました。
『私は歌うことが好き』ということで、クラスの発表会で歌いました。
発表会は上手く行きましたが、同時にそれを妬む同級生から『今後は、あまり調子にのらないでね』と忠告されました。
その言葉にショックを受けたあなたは『調子にのる』と叩かれる、イジメられる懸念があるということを心に刻みました。
また、やがて『出る杭は打たれる』と言う諺や、クラスメイトの行動を観察しながら、やっぱり『目立ってはいけない』があなたにとっての真実となりました。
目立ってはいけないがいつの間にかあなたの信念(ブリーフ)になり、それに反すること、人前に立つことがいけないことや怖いことになってしまいました。
わたしたちは『真実』に基づいて行動するのではなく、真実だと自分が思っていることに基づいて行動するからだ。
ルー タイス (著), Lou Tice (原著), 吉田 利子 (翻訳) 『望めば叶う』日経BP P29。
幼い頃に友達に言われた『あまり調子にのらないでね』という言葉に今も縛られているという格好です。
しかし、この幼い頃に言われた『あまり調子にのらないでね』という言葉は、今振り返れば単に友達があなたを妬んだ、つまりエスティームが低い人間が、あなたを心理的に引きずり下そうとしたに過ぎないことに気が付きます。
気が付くとは、意識に上げることであり、無意識にある情報を意識に上げれば書き換えが可能です。
なので『同級生は単にエスティームが低かったんだ』ということに気が付き、またあなたの今あるべき姿から観て、その言葉に縛られる必要がないことに気が付けば、だいぶ心が楽になってくるでしょう。
このような作業を繰り返していけば、大概気になっていたことは、セルフエステームの低い人によって、あなた自身のエスティームが引き下げられてきた結果ということに気が付くでしょう。
つまり、他人によって貴女の臨場感が決められていたのです。
ということは対処法も分かってきます。
それはエスティームが低く、あなたの評価を下げる人と関わらないようにすることです。
このブログを読んで下さる、あなたに相応しい人は、エスティーが高くあなたのことを肯定してくれる人です。
しかし、そんな人達と仕事などで、どうしても関わらないといけない時も、エスティームのカラクリと、なぜこの人が『そういったもの言い』しか出来ないということ気が付け(意識に上げる)ば、その人の言葉を受け入れる、受けいれないが選択可能になります。
ダメージも回避できます。
そして何よりも大事なのは、あなたのゴールのコンフォートゾーンの人間関係を構築して
いくことです。
あなたを取り巻く人間関係が変わるからこそ、その起点となるあなたの自己イメージが変わり、あなたにとっての真実も変わってくるのです。
その時のあなたはエスティームも高く、そしてエフィカシーも高くゴール達成に向けて邁進していると確信しています。