人生を変えたい。
あなたはこのように考えたことはないでしょうか?
人生を根本から変えるためにはブリーフシステムを変える必要があります。
ブリーフシステムは自分にとって重要な情報の塊であり、信念のことです。
人間は自分の信念にそった情報しか認識できません。
脳はそういったつくりになっています。
言い換えれば、ブリーフシステムがわたしたちにとってのリアリティーをつくっているという意味です。
リアリティーを変えるということが、人生を変えるということです。
ただし、そのリアリティーは必ずしも自分にとって良いことばかりではありません。
ブリーフシステムには以下のようなものがあります。
・わたしは安定した仕事に就かないといけない(もしくは配偶者は安定した仕事をしている必要がある)
・わたしは痩せていないと評価されない
・わたしは幸せになることはできない
・わたしは朝が弱い(早起きできない)
・わたしは人前で緊張してしまう
など、わたしたちは様々な階層(抽象度)のブリーフシステムをもっています。
ブリーフシステムを構成する主な要素は3つあります。
それは言葉・映像・感情です。
これらの主な3つの要素をまとめてセルフトークといいます。
まず、言葉が映像を生じさせます。
そして、映像が感情を想起させます。
たとえば、『わたしは人前で緊張しやすい』という言葉が走れば、人前で緊張した自分の姿のイメージが浮かんで、焦りや恥ずかしさの感情が湧きおこります。
WEリーグに所属する女子サッカー選手であれば、『わたしはゴール前の肝心なところで、チャンスを潰してしまう』というセルフトークが走れば、無意識のうちに、そういったプレーをしてしまうということです。
大概の場合、セルフトークは意識に上ることなく、無意識下でその処理が実行されます。
この処理が繰り返されることによって、ブリーフシステムを強化していきます。
『わたしは人前で緊張しやすい』という自己イメージが強化されていけば、無意識は実際にそのイメージにそった行動をします。
また、このブリーフシステムを掘り下げていけば、多かれ少なかれ、基となる情報『わたしは人前で緊張しやすい』は親や学校の先生などの他人から埋め込まれています。
自分自身の言葉のみならず、他人の言葉もセルフトークとなり、ブリーフシステムに書き込まれてしまうので注意が必要です。
最後に、ブリーフシステムを変えていくには、どうしたらいいのでしょうか?
次回はココにフォーカスします。