『女子による鬼のココロの書き換え技術 鬼谷女子』

『女子による鬼のココロの書き換え技術 鬼谷女子』

2018-04-30

他人の態度や言葉に振り回されて、ペースを乱さてしまう。

 

他人の影響を受けやすく、例えば、他人が疲れていると、その空気感に引っ張られてしまうかのように、自分も疲れてしまう。

 

そして、その間にネガティブな思考に掠め取られてしまって辛い。

 

 

 

 

 

このように悩んでいる女性は多いようです。

 

 

 

この悩みから脱するために、揺るぎない『自分軸を持ちたい』、なおかつ自信を持ちたいという女性からの相談が相次ぎます。

 

島根の女性も、東京の女性も、大阪の女性も、栃木の女性も、その他の地域にお住いの日本女性は同じように悩んでいるようです。

 

 

この原因の一つは進化の過程に遡るのかもしれません。女性達は男たちが狩りに出かけている間は村に残り、男たちが仕留めてきた獲物を共同で調理をしたり、住居の手入れをしたりして進化してきました。

 

また戦の時も男性は兵士として戦場に送られる一方で、女性は『銃後の護り』として、共同体である村に残り生活をしていかなければなりませんでした。

 

今のように『この地が気に入らなければ他に行けばいいや』という考えではなく、村八分されたら、それこそ生きていけなくなるので、生き残るためには隣人と上手に接していく必要があったのでしょう。

 

 

 

 

その反作用として、他人の言動や気持ちを、時には過剰にくみ取れるように進化をしてきました。そう言った情報がDNAに刻まれているのでしょう。

 

また社会規範を順守していかなければならなかったことも関係あるでしょう。

 

 

 

 

欧米のような個人主義や、個人の思考も含む社会の規範となる宗教が確立している地域の女性はまた違うかもしれませんが、個人よりも集団が優先であり、社会規範となる宗教よりも『世間様』という隣人の目が光っている、儒教国家日本の女子は、集団の和や協調を大切にするように教育されています。

 

この結果、進化の過程でDNAに刻まれた情報と、文化による影響により、日本社会では他人に流されやすい女性が生まれるのは当然のことです。

 

 

『じゃあ郷に入れば、郷に従え』で、その状況に耐え、我慢して『置かれた場所で咲く』のがいいのかというとそれは別の話です。

 

そもそも『耐えて我慢したくない』のが本音でしょう。

 

 

 

 

なお、つべこべ言わず我慢して『置かれた場所で咲く』という考え自体が儒教的発想です。

 

そう言った本がベストセラーになって受け入れらる事自体、未だ日本が儒教の国だという証です。

 

 

 

だとしたら、ことらも儒教の技術を利用してしまえばいい。

 

『咲く』どころか、時には置かれた場所を支配してしまう魔術です。

 

その名は『鬼谷子』

※キコクシと呼びます。オニタニコではないですよ(笑)

 

 

 

『鬼谷子』とは戦乱の中国で用いられた技術で、言葉によりトップである王をコントロールして、国を支配する技術です。

 

要するに、『支配者は一応王だけど、私が黒幕ね、よろしく』というズルい技術です。

 

 

儒教的な秩序の隙をついた技です。

 

女性だと妲己や楊貴妃、峰不二子などを連想させます。

 

 

 

 

 

さて、『鬼谷子』の技術自体は難しい技術です。

 

当時の中国の頭のいい人がつくり、おそらくはその人だけが操ることのできた技術です。

 

 

 

 

これを取得するには年月を要します。

 

あなたにとって再現性がなければ意味がありません。

 

 

 

ということで『鬼谷子』を抽象度を上げて現代風に女性向けにアレンジしてみました。

 

その名も『鬼谷(女)子(笑)』です。

 

 

抽象度を上げれば情報量が減るので、難しい『鬼谷子』もシンプルな『鬼谷女子(笑)』になります。しかし、シンプルになったので破壊力が落ちるのかといったことはありません。

 

むしろ上がります。

 

 

 

 

その理由は、抽象度を上げて、概念の位置エネルギーが高まっているので、実践すれば、高い所からボールを落とした方が威力が増すように自動的に効果が出てしまいます。

 

 

 

 

 

またこれに関連して、本家の『鬼谷子』は言葉を重視する技術と謳っています

※本質は言葉の裏にある『気』と『気』の闘いと説いています。

 

 

 

一方で、こちらは言葉よりも抽象度が高い、非言語を重視します。

 

その一つが『気』です。

 

 

 

 

『気』はあるのか?

 

例えば、職場で隣の席の人がイライラしていたら、イライラ感が伝わってくるでしょう。

 

男が求めて来ても『気持ち』がなければ、『コイツ単にやりたいだけだな』というのも分かるでしょう(笑)

 

それらを空気感がまさに気です。

 

 

 

 

武道の達人も『相手の手』がでる前に、最初に相手の『気』を察知するから対処できると言っています。

 

『鬼谷女子』は空気感を操る術とも言えます。

 

 

 

また神社に行けば神聖な空気感に包まれて、元気になるでしょう。あれもまさに神社の持つ雰囲『気』です。

 

あなたのココロはそれに同調したのです。

 

 

 

ということで、あなた自身が、神々しい空気感を醸し出せば『歩く神社』ですし、癒しの空気感を出せば『癒しの女神』になってしまうということを意味します。

 

 

 

 

さて、言葉自体に意味はありません。あなたと相手との関係性や、お互いのバックグランド、そして言葉の受け手の心理状況によって意味が決まってきます。

 

どういうことか?

 

例えば、男性は女性から相談されたら、ついついアドバイスをしてしまいます。私も賛成なので分かるのですが、『(論理的に)良いこと言った!』と、とても『誇らしい』気分になります。

 

言った本人は『良いことした感、満載』ですが、アドバイスをされた女性には大方、届いていません(反省)

 

 

 

 

女性は話を聞いて欲しかった、共感してほしかっただけの場合が多いです。

 

いわゆる『すれ違い』です。

 

 

 

 

 

一方で、相談をしてきた女性に対して影響力のある元気な人が、女性の話を一生懸命聴いてあげれば女性は元気になります。

※影響力が高いとは『鬼谷子』では内揵といい、ラポールがある状態です。

 

 

ただし、誤解をしないでほしいのは話を聞いてくれた女性が話しながら自分の思考を整理したというのではありません。これはカウンセリングです。

 

そうではなく、女性に対して影響力のある元気な人が、女性が安心でき、揺るぎない自信を持てる雰囲気をつくってあげればいいのです。

 

 

 

 

これが雰囲気操作であり、その雰囲気に、相談してきた女性が臨場感を覚えれば、ホメオスタシス同調の原理で元気になってしまうのです。

 

 

 

 

 

言葉だけに注視すると空振り、時には逆効果を招いてしまします。

 

実際に、『鬼谷子』では、言葉を発する口は『存在と滅びの門』と呼ばれていました。

 

 

 

 

その意味は、口は良いことだけではなく、悪いことも言ってしまうという意味です。

 

今日、大臣クラスでも、一言不必要な発言をしただけで辞任させられます。ましてや戦国時代の中国では命すらとられていたことでしょう。自分の命のみならず、子孫の代まで汚名として失言は尾を引いていたのです。

 

 

 

 

また、言葉だけのメッセージは相手の意識に上がり、それを否定されたら終わりです。

 

それよりは、抽象度という概念を知った、あなたは言葉だけに頼らない技術を学んでいった方が効果が高そうです。

 

 

その技術は情報伝達の技術でもありますし、場の支配にも使えますし、苦手な相手からの心理的なバリアも展開できます。他にも、女王蜂の如く異性を惹きつけることもできます(笑)

 

まさに『女子の為の鬼の技術』だと言えます。

 

 

 

 

参考文献

高橋 健太郎 (著)

鬼谷子: 100%安全圏から、自分より強い者を言葉で動かす技術

https://goo.gl/swyZNe
今日からヒラ社員のオレが会社を動かします。:伝説の中国古典「鬼谷子」に学ぶ最強の人心操縦術

 

 

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