私たちがゴールを設定して、かつ達成していく為にはエネルギーが必要です。
なぜならば、情報空間での思考にはエネルギーを要しますし、物理空間で行動を起こしていく為にもエネルギーを要します。
至極、当たり前のことです。
ここで抽象度を上げて考えてみましょう。
とその前に、コーチングの公式ではI×V=R (イマジネーション×臨場感=現実)と考えます。
つまり、『ゴールの世界にいる自己イメージの臨場感が高まればそれは現実になるよ』という意味です。
ここであまり知られていないことですが、Vの臨場感をエフィカシーとして置き換えることが可能です。
エフィカシーとは『ゴールに対する自己能力の自己評価』です。
『私はゴールを達成できるやつだ!』という確信であり、これがあるからゴールを成すための行動に移れます。
仮に、エフィカシーが低いと、ゴールへの扉で門前払いです。
川嶋あいは『明日への扉』という曲を歌いましたが、私たちは扉の中に入らなければなりません。
そのためには確信が必要です。
確信とは臨場感であり、エネルギーに満ちた状態。
このエネルギーは情報空間、つまり私たちの心の中でのエネルギーです。
心の中でのエネルギーが高ければ、高いほどゴールに対する臨場感が高くなります。
どういうことか?
ここでは単に、臨場感を得るには多くの情報量が必要と捉えてください。
※超情報場仮説による説明ではありません。念のため。
物理的現実世界に臨場感を感じるには、とくにあなたが力む必要はありません。
アインシュイタインのE=mc2により、物質はエネルギーを持ちます。
さらに、現代の科学では、情報をエネルギーに転換することが出来るとされています。
この考えに則ればI=Eであり、逆に捉えればエネルギーは情報に変換可能ということでもあります。
物理空間で、日常目にする(観測する)ビルや車、電車は目に見える存在として、また騒音などの音という情報も発しており、インターネットやテレビ、ラジオという情報が充満しています。
とくに私たちがエネルギーを使わなくても、物質からエネルギーを発してくれているので、放っておいても臨場感は高くなります。
ちなみに、目に見える世界の情報をすべて処理しようとするだけでも莫大なエネルギーを要します。
そうならないためにRAS(脳幹網様体賦活系)で、取り込むべき情報を制御しています。
一方で、私たちが臨場感を感じるべく、ゴールは今は可能性世界の一つとして情報空間にあります。ここは目の前の物理的現実世界に比べて、抽象度が高い空間です。
ここで大事なのは抽象度が高いとは臨場感が低いということです。
情報空間では、物理的現実世界に比べて、先方から発せられる情報量が少なく臨場感を覚えにくいです。
ともすれば、情報空間で臨場感を高めていく為には、こちらから向って行かなければなりません。
そのためには、抽象度の高い情報空間に見合う抽象思考をして、エネルギーをぶん回していく必要があります。
例えば、情報空間は、先の物理的現実世界が電灯を一切使わずに、真っ暗な世界だと仮定してください。
真っ暗な世界において臨場感を得ていくには暗視ゴーグルを装着して、受け取る情報量を増やして、解像度を増していく必要があります。
また、夜間では遠くのラジオ電波を受信できるように、潜在的な情報量は情報空間の方が多いです。
暗視ゴーグルの解像度を増して、昼間は受信できない電波を受信していく作業が、エネルギーを要して思考(心)の抽象度を高めていくという行為です。
このように考えると情報空間でゴールを叶えた自己イメージに臨場感を覚えていく為には、自分の心のエネルギーを高めていくことの必要性がお分かり頂けると思います。
繰り返しますが、この心のエネルギーが高いエフィカシーであり、高い抽象度です。
さて、ゴールを達成するためには、今のあなたと、自己イメージを含めたゴールの世界との関係性(縁起)を結実させなければなりません。
関係性が結実したところに存在が生れます。
世界は様々な関係から成り立ちます。
目の前の物理空間に存在する車も、車という概念を発明した人、部品を組み立てた人、工場から販売店に運んだ人、そして車のディーラーさんといった具合に、膨大な人との関係性があって、あなたの前に運ばれてきました。
もちろん、その人たちはご飯からエネルギーを取り入れて、思考して来ました。
思考は心のエネルギーでしたね。
心のエネルギーをぶん回して、抽象度の高い情報空間で、車という概念や内燃機関(エンジン)というアイデアを掴みました。
I=E
E=mc2
ゆえにI=E=mc2であり、この結果、先人たちの生み出した概念やアイデアが車という物質になっていることが分かります。
逆に言えば、先人たちの食べたご飯エネルギーが、概念やアイデアを生み出したとも言えます。
ちなみに、車に使われる鉄を生み出すだすためにも、鉄鉱石、炭素、空気など、さまざまな物質との関わりが必要です。
その際に、燃焼という熱エネルギーを必要とします。
他にも、赤ちゃんが生まれてくる事を考えてみましょう。
単に精子と卵子を同じ空間においても受精しません。受精するには、電流が必要と言われています。電流もまたエネルギーです。
赤ちゃんと言う存在を意味だすためには、両親という関係にエネルギーが触媒となっています。
いや、その前に両親はご飯からエネルギーを取り入れています。
また水素爆弾が爆発することを考えてみましょう。重水素や三重水素をぶつけて核融合を起こしますが、核融合を起こすためには、熱エネルギーを加えて場を圧縮させる必要があります。この時もエネルギーが媒介となっています。
さて、そのエネルギーはどこにあるのかというと、私たち人間が認識した世界、つまり心の中で『エネルギー保存の法則』として循環しています。
※エネルギーを情報に変換すれば、心の中は情報から成り立つとも表せます。
そして、私たち人間は、そのエネルギーを操る、つまり情報を操作して無秩序から秩序を生みだす、つまり関係性を書き換えて、存在を生みだす能力を有しています。
無秩序に点在する鉄鉱石や炭素、空気から、車や電車という秩序を生み出し、情報伝達という格好で、お互いがお互いの心で共有しています。
ゴール設定、達成も同じく、今は情報空間にある可能性世界の一つと、今のあなたとの無秩序な関係から、秩序に変えていく作業なのです。
そして、この関係性を書き換えていく為には、心のエネルギーを高める、つまりエフィカシーを高めて、その臨場感を高めて、他人にも同じ景色を共有させていく必要があります。
心のエネルギーを高めていかない限りは、目の前の物理的現実世界の臨場感や、現状のあなたに対する他人から視線に負けてしまうということです。
そこで、前置きが長くなりましたが今回の企画です。
今回は私、斎藤貴志と石元めぐみコーチによる場の形成です。
場こそ臨場感であり、そこにはエネルギーが宿ります。
私たちは普段から抽象度の高い思考をしており、情報空間に臨場感を覚えて、そこからエネルギーを引っ張り出しています。
※抽象度の高い、つまり徳の高いエネルギーが写真から見てとれます。まさにオーラ。
とくに、石元コーチは、コーチングのみならず数多くのエネルギーワークを体験してこられました。エネルギーマスターです。
なので、私は『歩く神社』と呼んでいます。そう言う臨場感空間にいますので、わたしなどはこの方と目を合わせる度に、何かを書き換えられています。
この方と一緒にイビサを訪れた時のことです。
私は初めての土地で、初めての左ハンドル、しかも交通標識は分からない、おまけに前の車に『早くしろ』と急かされ、かつ後ろの車にクラクションを鳴らされて、とんでもなくヤバい心理状況でした。
しかし、石元さんから『大丈夫!』とたったヒトコト言われて、一瞬で冷静さを取り戻しました。
この一言に、彼女の抽象度に準じた莫大なエネルギーが内包され、その場にいる私の臨場感を書き換えたのです。
コーチングでいうと、エフィカシーの引き上げですね。
I×V=R (イマジネーション×臨場感=現実)の公式に当てはめれば、イビサの走り屋としてエンジョイしながら、無事に日本に帰るというゴールへのイマジネーション(自己イメージ)に対して、臨場感(エフィカシー)が高まり結果、現実になったということです。
あなたがこの文章を読んでいるというということがその証拠です。
もしあなたがコーチングに対する臨場感やエフィカシーが低いと感じていれば、それはゴールに対するエネルギーが不足しているということ。
まず、一緒にご飯を食べて、エネルギーを思考エネルギーに転換させて抽象度を高めましょう。
同時に、私たちは、あなたと共有する場に、コーチングの臨場感を持ちこます。
それは高い抽象度からエネルギーを落とすという行為であり、あなたのイマジネーションとエフィカシーを引上げていきます。
ご興味ある方は、ぜひ私たちが作り出す場に足を運んでみてください。
日時 4月28日(土) 19:00~21:00
※場所は会場の状況により若干前後する場合がございます。あらかじめご了承ください。
場所 大阪市内 お申し込みをされた方に、直接お知らせいたします。
定員 3名
価格 10,000(税込)飲食費込 事前振込みとさせて頂きます
※コース料理の料金が含まれております。アラカルト等はお客様の実費によるご負担となりますので予めご了承くださいませ。
ご興味のある方は下記までお問い合わせください