ビジネスのゴールに役立つ視点~『独自資源』と『強み』


今回もビジネスのゴールについて考えてみましょう。

 

ビジネスであなたの強みを活かせれば嬉しいですよね。

 

さらに言うと、ビジネスの強みを支える独自資源が大切です。

 

 

 

 

 

 

独自資源とはあなたの好きなことや、今まで好きで好きで仕方がなく取り組んできたことなどです。

 

この独自資源という支えが超大事です。

 

 

 

 

例えば、私がアスリート向けのコーチングをしたい、今後はこれを強みにしたいと思ったとします。しかし、私にはこれと言ったアスリートとしての経験がありません。これは独自資源がないということなので、なかなか強みに結びつきにくいです。

 

 

 

 

もちろん今後、強みにしていくという手もあります。この頑張り女子は女性向けの発信ですが、情報発信を始めた当時は女性向けに何を発信して良いのかゼロからのスタートでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方で、アスリート経験が豊富な方が、アスリート向けにコーチングを実施すれば、すぐに強みに結びつきます。

 

かつ、ここで重要なことは他にマネされにくいということです。否、競合があっても独自資源があれば、他を圧倒しますし、なかなか真似されにくいです。

 

またクライアントになる人は大方はアスリートでしょうから、同じアスリートということで親近感を覚えやすい。

 

アスリートとしての経験が独自資源です。

 

 

 

 

 

逆に、私がアスリート向けのコーチングを行なっても、あんまり反応はないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも、音楽家の方が、音楽者向けのコーチングをすれば、クライアントになる人は音楽家でしょうから、やはり親近感を覚えます。

 

親近感と言いますが、信頼感と言った方がいいかも知れません。

 

人間に通った経歴を持つ人に親近感を抱きやすいものです。

 

 

 

 

情報発信に関しても、音楽家がハッと息を飲むような抽象度の高い情報を発信して、彼らのスコトーマを外すことができます。

 

 

 

 

 

 

 

さて、ビジネスで大事なのは、お客様から見た視点です。

 

自分で自分のサービスが良いと思っていても、独りよがりのことが多いものです。

 

 

 

 

 

お客様は、あなたから未来の信頼や安心を買いたいのです。

 

自己評価(エフィカシー)は自分で決めるものですが、ビジネスはマズ相手ありきなのです。

 

あなたが、あなただけに伝えられる方法で、お客様に信頼や安心を届けられれば素晴らしいです。

 

 

 

 

 

ということで、あなたがビジネスのゴールを設定する際に、あなたの独自資源から見つけていくのも一つの手段です。

 

いや『ちょっと待って、それって思いっきり現状の内側だよね』と思うかも知れませんが、ゴールは全部で最低8個あるうちの中で、2つくらいが現状を超えていれば大丈夫

 

 

もしくは、現状の内側からゴールがスタートしても、抽象度が高まっていくうちに、ある時勝手に、現状を超えたゴールに更新されてしまうものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの独自資源が、今までに英語の勉強を頑張って英検1級を取得したとします。

 

ともすると強みは、英検1級にもとづいた英語力と言いたい所ですが、この強みはあなたが展開する市場によって相対的に変わります。

 

 

英語力を活かして外資系企業で働くとなれば、そんな人は沢山いてなかなか、強みにならないかもしれません。

 

 

 

 

 

しかし、これが歯科衛生技師ではどうでしょう。

 

日本に住む外国人は沢山いますが、歯医者に行きたくとも、おそらく言葉が通じなくて困っている人は沢山いるでしょう。

 

こういった人に対して、英語が通じる歯科衛生技師は強みとなります。

 

 

 

 

実際に、私はかつて外国人の船乗りさんをお世話する仕事をしていました。船が日本の港に立ち寄った際に、歯医者に行きたいというリクエストが頻繁にありました。

 

この時にもう行くべき先は決まっていました。というよりそこしかない(笑)そことは英語の通じる歯科衛生技師さんのいる歯医者です。

 

その街には歯医者は20件以上あったと思いますが、英語が通じる歯医者はそこ1件、外国人は独占状態でした。

 

雇う側としても、きっと、そんな強みを持った人を失いたくないでしょう。

 

なお強みは、自分ではなく相手が決めます。

 

 

 

 

 

他の例えであれば、あなたが○○式認定コーチの資格を取ったとしましょう。

 

 

認定というくらいですが、コーチングの腕には自信があります。

 

 

しかし、この市場はもはや飽和状態であり、市場は既に始めているコーチの寡占状態にあります。

 

なので、もしかしたら、しばらくはなかなか実力を発揮する機会がないかもしれません。

 

 

 

 

 

でも、コーチングの資格を取得したからと言って、必ずしもパーソナルコーチングをしなければならないことはありません。

 

コーチングは、そもそも他人に役立つための技術です。別にコーチという形にこだわらなくても他人の役に立てれば良いのです。

 

なので、独自資源のコーチングスキルを活かすために市場を変えてしまうのも有効な手立てです。

 

 

 

 

 

 

 

コーチではなくて、あなたが塾の先生という人と直接かかわる仕事であれば〇〇式認定という独自資源は思いっきり役立つでしょう。

 

それこそ生徒の自己評価をガツンと他の講師の追随を許さないくらい高めるでしょう。

 

子どもは自己評価さえ上げてしまえば、成績も比例してアップするものです。

 

『あの先生は何か違う』と言われるようになります。

 

 

 

 

 

 

または、キャバクラで働いたとしましょう。キャバクラにくるオジサンは大概は、話を聞いて欲しいオジサンです。ここであなたが話してくるオジサンの自己評価を上げて、生産性を上げてしまえば良いでしょう。

 

 

 

余談ですが、先日、あるキャバクラの親方に、最近の若い娘たちは『お客さんと話さない、ただお酒を注ぐだけだ』と嘆いておられました。

 

 

でも、良く考えてください。オジサン方は女の子に話を聞いてもらいたいのです。むしろ女の子に話されては困るわけです。女の子が、黙っていてもオジサンの方から話しかけてくるハズです。あなたはオジサンの話を聞いたふりをして、自己評価を上げるように働きかければいいのです。

 

 

 

『なぜかあのお姉ちゃんと話していると自信がつく』とに評判になればしめたものです。

 

 

 

これはキャバ嬢市場の中で、〇〇式認定コーチと独自資源にもとづいた、自己評価を高められる嬢として強みになっています。

 

おそらくはその分野では日本ではトップクラスの嬢であり、もはや女帝です。

 

 

 

 

 

 

上の例はあくまでもサンプルですが、独自資源は資格でなくともいいです。

 

 

 

大概は、あなたが長年好きで続けてきたことがあると思います。それが独自資源になり、強みに繋がります。

 

 

そして、その強みが活かせる市場で、サービスを展開していくのも賢い方法です。

 

 

 

 

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