続けていくことの効果


当たり前のことですが、何かを成し遂げるにはやっぱり行動を伴う必要があります。私がここで書くまでもなく当たりまえのことです。

アイデアを思い付いただけでは足りません。同じようなことを思い付いた人は、周りに大勢います。情報空間にあるアイデアを物理空間に落とす必要があります。

何らかの行動をするということは、縁起を書き換えます。例えば、私はブログをとおして情報発信をしています。そのおかげで、東京や大阪でセミナーを行なった時に、初対面の方からなんか気になってセミナーに参加しましたと言ってもらえます。縁起が書き換わった証拠です。書いていなければ、繋がることはなかった関係です。

今はまだ繋がっていなくても来年に誰かがこの記事を読んで繋がる縁起もあります。

また、書き続けてきたおかげで自分でも信じられないくらいにびっくりするようなオファーを頂けるようになりました。詳細は、そのうち明かせると思います。

これは、別に自慢がしたいわけではありません。

バタフライ効果という現象があります。よく例えられる例として、『北京で一匹の蝶が羽ばたいて空気をかき乱せば、翌月にニューヨークに嵐を引き起こす』という現象です。最初の小さな一歩が、後の結果に繋がりますよという例を示しています。別の見方として、縁起(関係性)を説明しています。

この理論の補足として、踏み出した最初の一歩の行動を続けていく必要があります。何ごとも、結果が出るのまでには『Jカーブの法則』があてはまると思います。この理論は野崎美夫さんが提唱している概念です。http://www.nozakiyoshio.com/jcurve/

昔読んで、改めて今思うとその通りだなと感じます。体感した人でないと分からないかもしれませんが。

① 潜航期 頑張っても頑張っても結果が出ない 多くの人がここで諦める
② 下降期 成果が出ずに悪影響が出始めるとき
③ ボトム期 ここを過ぎたら効果が出てくる
④ 浮上期 成功の直前だが一番苦しいとき 夜明け前が一番暗いとも言いますよね
⑤ 顕在期 上がっていくだけ

コーチング的に言えば、アクションを続けていけばいくほど、ゴールの臨場感が鮮明になり、ホメオスタシスがそっち側に移行して、新しいゲシュタルトをつくって云々と言いたいところですが。要は、続けたもん勝ちだということです。

成功法則というのがあれば至ってシンプルなんだと思います。

イチローも最初から天才ではなく、幼少期の頃からバットを振っていた。ヒット数が多いのも人より多くの打席に立った=多くの試合に出ていたということです。

コーチ仲間で言えば、多くの売れているコーチに効くところによると、最初は全く相手にされていなかったけど、続けていくうちにちょっとづつ依頼が入るようになり、ティッピングポイント(ある時を境)にスパークしたそうです。

もっと身近な例でいえば、チョコレート作りが好きで、最初は誰にも相手にされなかったけど、続けていくうちに認められて、そのうち応援されるようになり出資しもらって店を出して、商売繁盛な方もいます。過去にブログに登場したAさんです。勝因はいろいろあるけど『うーん。続けていたからかな』とのことです。
周囲の人とホメオスタシス同調を引き起こして、巻き込んでいったのでしょう。どっかで、スパークしたのです。

さて、変化を嫌うあなたのホメオスタシスはそう簡単にはアクションをさせないかもしれません。最初の一歩を踏み出しても、今度は続けようとさせないかもしれません。しかし、それでもちょっとずつ、小さなアクションを重ねていけばそのうちそっちが普通の感覚になります。体感としてわかります。そう感じた時は、コンフォートゾーンが移行した証拠です。

さらに、認知されるようになると不思議と応援をされるようになります。だって、あなたのエネルギーが伝わっちゃうから。

ただし、間違っても、願っているだけでは、望む結果はもらたされないでしょう。そう書いた方が本が売れるし、セミナーも儲かりますから。これは、セミナーをする側になって、改めてよーく分かるようになりました。スコトマが外れました。

以上、とりとめがないですが、思ったことを書き連ねてみました。


2015-11-03 | Posted in ホメオスタシスNo Comments » 

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