『ビジュアライゼーション≠単なるイメージング講座』&コーチング説明会


コーチングにビジュアライゼーションという技術があります。

 

日本語では映像化と呼ばれており、それは未来のゴールにいる自分とそこから見える世界を映像化する技術です。ゴールを叶えるためには必須の技術だといえます。

 

 とはいえ、『ビジュアライゼーションが苦手だ』『やっても効果がない』という人も案外多くいるようです。

 

そういった方はこの技術を単なるイメージングの技だと勘違いしています。勘違いしたままで、ほとんどその効果を見出すことはできないと断言します。

 

ビジュアライゼーションに隠された本当の意義は?

 

 この答えを出す前に、私たちは個人個人が別々の脳と心の中の世界』に住んでいます。

その証拠に物理空間と呼ばれる私たちが一番臨場感を覚えやすい現実世界は視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感から取り入れた情報により成り立っています。

 

そして、この情報は自分の器官を経由して取り入れており、世界の中心には自分がいます。

 

なんともおこがましいようですが、世界は自分のものであり、自分の『脳と心』が現実を創っているということでもあります。

 

さらに言えば私たちは物理空間のみに生きているわけではありません。

情報空間と呼ばれるイメージや思考、空想、妄想の世界にも生きています。

例えば、あなたが好きなアーティストの曲を聞いたときに、その曲と関連した過去の出来事や、または未来の妄想の世界にまるで本当にそこに生きているかのような体感を得たことがありませんか?

これが情報空間です。

 

 そして、物理空間と情報空間は連続的に繋がっています。

今あなたはおそらくスマートフォンやパソコンなどの物理空間にある機器でこの文章を目にしていることでしょう。

 

ではこれらの機器はどうやってあなたのもとにやってきたのでしょうか?想像してみてください。

 

スマホもパソコンもそれを発明した人がいて、組み立てた人、工場からショップまで運んだ人、そしてショップの店員がいました。あなたはそれらの人々のことをイメージできるに違いありません。

 

 

どうでしょうか、このように説明すれば情報空間と物理空間が連続して繋がっている意味がなんとなく、理解頂けたのではないでしょうか。

 

繰り返しますが、その世界は私たちの『脳と心』が創り出している同じ世界です。

 

参考動画

 とはいえ、同じ世界と言われても、あなたにとっては違う世界のような気がするのが正直な気持ちでしょう。目の前で現実に起きていることと、妄想の世界は違うのだと。

 

 

ではこの違いは何なのでしょうか?

 

 

その鍵は抽象度にあります。抽象度とは『脳と心』の織り成す関係性からなる世界において概念の情報量の大小を表す用語です。情報量の少ない概念が、大きい概念を包み込みます。

これを包摂関係と呼びます。実は、情報量の少ない、すなわち抽象度の高い方が多い方に影響を与えます。

 

 どういうことでしょうか?

 

かみ砕いて説明します。今あなたの目の前に道路が見えるでしょうか。

あなたの目の道路は、日本国〇〇県、△△市、××一丁目番地の道路と具体的に現れます。

しかし道路の抽象度を一段高めてみると人工物です。もっと高めると素材です。

 

では、この道路が傷んでしまって修復することを考えてみましょう。

普通は目の前の道路を今までと同じ素材、同じ材料で一生懸命工事することを考えるでしょう。

でも、どうせだったら道路で使う素材そのものを新しく発明して、それを使った方が効率的ではないでしょうか?

 

 

新しい素材であれば目の前の道路のみならず、他の道路にも応用が利きます。

素材レベルでインパクトを与えれば日本中、いや世界中の道路を根本的に変えてしまいますよね。

全く違う場所の、しかも今後何十年という時間を超えて、絶大な影響を与えています。

このように抽象度が高い方が低い方に影響を与えてしまいます。

 

 

もう一つ別の抽象度に働きかけてみましょう。

道路の工事は現場の作業員が行います。作業員の方が工事の具体的な方法や技術について長けています。持っている情報量は多いです。 

 

 

しかし、工事をするかどうか決めるのかは作業員ではなくて役所の人です。

その中でも幹部だったり、時には議会で決まったりします。

とはいえは役所の人や議員は具体的な工事方法や技術については知りません。情報量は少ない、すなわち抽象度が高いポジションにいます。

 

 

一方で、工事を実施するか否かの権限を持っています。

仮に、あなたがいくらこの道路を改修してほしいと現場の作業員に訴えても権限がない『上の者に聞いてくれ』と言われるだけでしょう。しかし、政策決定権が決めれば工事に着手します。

 

 

ビジュアライゼーションが上手くいかないという人は、これと全く同じように、単に具体的にイメージすれば良いとだけ思っています。

 

具体的にイメージすることはとても大事な要因ですが、その前にビジュアライゼーションで訴えかけるよりも、一旦より高い抽象度に訴えかけなければなりません。

 

 

道路工事で例えるなら政策決定権者に働きかけて、それを現場に落とす。

同じように、あなたがもっとも臨場感を感じるであろう物理的現実世界を変えていくには、そこを書き換える権限を持つ、より高い情報空間に働き掛けないことには仕方がないのです。

 

 なお、より高い情報空間に働きかけて、操ることができる能力のことをIQといいます。

つまりIQが低いままビジュアライゼーションを行っても、たかが知れているということです。

 

 とは言うものの、それではすぐに行動に移せばいいと物理的現実世界のみの変化を求める人がいますが、それでは三日坊主で終始してしまう公算が高いです。

 

 

また私たちの『脳と心』認識した道路は、それが北海道の道路であても、トンネルを山口県の道路と鹿児島県の道路とも繋がっています。

 

道路には工事に関わった人、材料を発明した人と関係しています。

 

一人で勝手に道路になったなんてことはありません。

 

そもそも人や車、自転車がその上を走るので道路と言えます。このように私たちの『脳と心』は関係性で成り立っています。

 

このような関係性のことを縁起と言います。

 

参考動画

 

さて、本題のビジュアライゼーションに話を戻しましょう。

ビジュアライゼーションで働き掛けるのは未来です。とはいえ未来は今ではありません。

しかも連続につながっているようで実はばらばらに散らかった状態です。

 

 どういうことでしょうか?

 

時間には文字通り、時と時の間があります。一秒後と今との間には間があるということです。

 

分かりやすいように谷と言い換えてみましょう。もっとも本来は一秒の間にも七五分の一の谷があると言われています。つまり、一秒後と今は全くの別世界なのです。

 

 とはいえ、あなたは一秒後と今が同じように連続しているように見えることでしょう。

これは単に私たちの脳の情報処理が追い付いていないからそう見えてしまう錯覚です。

また1秒後に同じような現実がやってくるように作用する力が先に登場した縁起です。

 

 

時間の流れを読むことも大事です。よくコーチングでは時間は未来から現在に流れると言われます。

でも、よくよく考えたら、なんで?と疑問に思いませんか?

 

 詳細は省きますが、未来の方が抽象度が高いからです。そして、過去になればなるほど抽象度が低くなるからです。

 

まあ、大昔は脳が発達していない三葉虫や恐竜が闊歩して、未来は頭がいい未来人が存在しているだろうということを考えれば想像に難くないでしょう。

 

 ここでビジュアライゼーションのことを思い出してください。

ビジュアライゼーションは普通未来に働き掛けますよね。

 

より正確には未来の縁起に対してです。もしあなたが今の現実(物理的現実世界)を変えたければ未来の縁起に対して、異なる現実を引っ張ってきてくださいと働き掛けないといけません。

 

そうして働きかけが上手くいけば、もしくは未来の縁起と今が結実すればその現実が未来から流れてくるのです。

 

 しかし、これを成すには、それなりの抽象度とIQが必要不可欠なのです。

情報空間に存在する縁起を認識して、それを操作、働き掛ける。

この技術のことをビジュアライゼーションというのです。

ビジュアライゼーションとIQは表裏一体なのです。

 

 

同時に、縁起こそが政策決定権者であり、ここに挨拶をせずに勝手に現実を変えるという工事をしても縁起の方に『俺は聞いてないぞ』と差戻命令を受けてお仕舞です。

 

 ということで、前置きがかなり長くなりましたが『ビジュアライゼーション講座&コーチングの説明会』を行います。

 

 理論に関しては前書きで説明したので当日はほぼ実技のみで実施します。

 

正しく未来の縁起に働きかけるためのビジュアライゼーションを行うには知識も必要ですが、実際に『未来の縁起に働きかけているぜ』という臨場感が必要不可欠です。

ビジュアライゼーションの観点から、コーチングについても説明します。

 

 ところで、なんでお前(斎藤)が講座を行うのかと疑問に思うかもしれません。

 

私は普段は女性の向けの情報を発信しているためか対女性専門コーチだと思われている節があるかもしれませんが、実のところビジュアライゼーションの先生なのです。

 

 今までも特にビジュアライゼーションを必要とする職業プロのアスリートやコンテストで勝ちを狙うバリスタや操典競技会に出場する消防士、はたまた僧侶、そして、もっとも多くはコーチに対して実技を指導してきました。ありがたいことに好評を頂いてきました。

 

本来ならば今回の金額に桁を一桁足さなければなりません。

でも、今回はより手ごろな価格で提供します。

 

 

その理由は、あなたに早く次のレベルに到着してほしいからに他ならないからです。

『ビジュアライゼーションが上手くいきません』

『セルフコーチングが上手くできません』という次元をさっさとクリアしてほしいです。 

 

 

時間も正味2時間以上確保しています。

時間が余ると思うので、女性クライアント向けに開発したフルーツ気功も伝授します。

 

 

 

日時629日(土)14:30-17:00(かなり密度の濃いワークを実施します)

場所 大阪市内(大阪環状線区域内)

※参加者の方に個別に場所をお伝えします

 

参加員数 残2名(しっかりと実技指導を行いたいので人数を限定します)

参加金額 10,800円(税込み:要事前銀行振込み)

 

※女性でも安心して使える綺麗なレンタルルームを使用します。トイレも綺麗です。

着替えるスペースもあるのでご安心下さい

※実技指導がメインになるので動きやすい恰好が好ましいです 

※募集人数に達し次第、募集を打ち切ります。また予告なく募集を打ち切る場合もございますのでご了承くださいませ

 

お問い合わせ&お申し込みは、以下までお願い致します

https://bit.ly/2MoJsDp

 

 

 


2019-06-08 | Posted in コーチング, 抽象度No Comments » 

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