資本主義をしたたかに利用する『小商いのすすめ』


資本主義経済の下でお金を増やしていく方法は、ズバリ自分が資本家になってしまうことです。

 

これが資本主義を逆利用する方法です。

 

 

 

 

後に詳細を書きますが、資本主義は文字通り資本家が第一という主義です。

 

なので、その流れに乗ってしまえば話が早い。

 

 

 

 

 

とは言え、資本家というと大企業の所有者というイメージを抱くかもしれません。でも今日からあなたは大会社のオーナー(所有者)だと思い込めと言っても難しいでしょう。

※実際は、大企業もあなたのココロの中の存在なので、あなたが所有者とも言えます。

 

 

資本家とは生産手段をもつ人です。伝統的な定義によれば、生産手段とは材料、機械、工場など物理的な対象を指します。

 

例えば、もしあなたの実家がカマボコ工場であれば、カマボコ工場とその中の機械、材料は生産手段です。お父さん、お母さんは資本家です。

 

工場で働く人を雇っていたら資本家です。

 

 

 

 

しかし、実際はそうでない場合の方が多いでしょう。

 

ここでは生産手段を拡大解釈して情報的な対象も定義に含めます。

 

例えば、知識、それを実行するための技術、ヤル気や抽象度も含めましょう。そして、それらはゴールから生み出されます。ゴールが生産手段です。

 

 

 

 

ということはビジネスなり、ファイナンスのゴールなりを設定して、そのコンフォートゾーンの臨場感を高めていけば、あなたも立派なオーナー社長です(資本家であり経営者)。

 

そのためには最初は小さなことでも良いので自分でビジネスを行なってみることです。

 

伝統的な言い方をすれば小商いです。

 

 

 

 

小商いとは、手元にある元手で細々と行う商売のことです。

 

どんなに大きな企業でも最初は小商いからのスタートです。それがやがて規模を大きくしてきました。

 

ということで、このシリーズの結論は小商いを目指しましょうなのです。

 

 

 

どんな業種でビジネスを行なえばいいのかヒントは以下をご参照ください。

『趣味のゴールで他人の役に立つ』

https://goo.gl/1piiG7

 

 

 

とは言え駆け出しの頃は、なかなか売り上げや利益が上がらないかも知れません。

 

専門的にいうと営業利益(本業)が赤字ということです。

 

 

 

 

では、その赤字分をどうやって補てんするのか?

 

貯金があればそれに越したことはありませんし、銀行から融資を受けることができれば、それに越したことはないでしょう。

 

しかし、貯金も減っていくものであれば不安になりますし、銀行だってまだ信用のない人に対しては冷たいです。

 

 

 

なので、今勤めている会社の給料から補てんします。

 

これまた専門的には営業外収益(本業以外から)という形で利益を計上します。

 

なので、いきなり会社を辞めなくても良いです。

※副業禁止の会社であれば、自分なりに方法を見つけましょう。

 

 

ただし今までは生活のために働くという役割を会社に持たせていたかもしれませんが、今後は事業の運転資金確保も含まれます。

 

むしろ会社が自分にとってのビジネスをする上での銀行です。

 

 

 

しかし、会社も只ではあなたお金を恵んでくれません。なので自分の労働と信用を担保に会社銀行から融資を受けていると思えば良いでしょう。

 

かなり肉食女子的な発想です(笑)。

 

 

 

 

小商いでも社長でも自分でビジネスを行なえば、その最終的な売り上げは分配に回されます。

 

今後のビジネスへの投資であったり、自分への報酬に分配されます。

 

 

 

売上が多ければ多いほど分配率は高くなります。

 

株式会社であれば株主への配当も加わります。

 

 

 

ただし、企業は利益を従業員に分配しません。

 

会社がどれだけ儲かっても、社員個人がどれだけ利益を上げても、それを従業員との間で分配することはありません。

雇用契約で決まった金額の範囲を大きく超えることはないのです。利益は経営陣、あるいは株主によって独占され、そこで分配されます。

分配の場から従業員や労働者が排除されていること―。

佐藤優『お金に強くなる生き方』青春出版社P22。

 

 

 

これが資本主義の理です。

 

余談ですが、良くアベノミクスのおかげで大企業が内部留保を溜めこんで、かつ株主への配当が大きい。

 

でも従業員への給料は上がっていないと批判にさらされています。資本主義のシステム上そうならざるを得ません

 

 

 

 

アベノミクスは企業や資本家、株主には効果がありました。一方で、先の引用に書いたように一般従業員はそもそもお呼びでなかったのです。

 

だから世間ではアベノミクスのおかげで景気が良いと言われているのに、あなたの財布の中がカツカツなのはこれが理由です

 

抽象度を上げればその構造が見えてきます。

 

 

 

今まで資本主義のゴールはお金を増やすことだと書きました。補足をすれば資本家のお金を増やすことです。

 

 

 

ゆえに、このブログではあなたも資本主義の波に乗って、あなたも労働者という立場から資本家(小商い)にコンフォートゾーンを書き換えましょうと一提言しているのです。

 

 

 

 

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