絶望を一新 希望をつくる ~自己憐憫はカタルシスとか言っている場合じゃねーぞ~


自己憐憫について書いてみたいと思います。

WEBの辞書によると自己憐憫とは
自分で自分をかわいそうだと思うこと。自分に対して憐憫の情を抱く事。

です。

何かが上手くいかない時に、「どーせ自分なんて」と思ってしまいませんか。

一度も思ったことがないというのは素晴らしい。

しかし、無意識のうちに上の情動に支配されてしまった経験がある方もいるでしょう。

これが積み重なっていくと、何かに取り掛かろうとしても「次も失敗してしまう」と考えて、挑戦に尻込みしてしまいます。

これはホメオスタシスが失敗した記憶とフィードバックを取るからです。

私も経験がありますが、このフィードバック機能は強いです。

自己憐憫に陥ると、なぜか気持ちがいいのです。脳内でなんらかの快楽物質が流れているのではないかと邪推します。

あの快楽ぐあいはヤバいです。中毒になります。

脳という物理レベルから抽象度を上げると、自己憐憫がコンフォートゾーンになってしまいます。自己憐憫であることに安堵を見い出してしまいます。

このため、自己憐憫は甘美なものとして捉えられます。

自己憐憫はカタルシスなのか?
また、自己憐憫はカタルシスで、あとでスッキリするから良いではないかという意見を聞きます。

果たしてそうでしょうか?

先ほど自己憐憫の罠にハマると、それがコンフォートゾーンになると書きました。

この状態では、慢性的に不安を感じやすくなります。また、意図的に不安をつくりだすのかもしれません。

そうであればスッキリした状態も一時的な作用に過ぎません。

また、自己憐憫を繰り返していけば、スッキリした状態そのものを感じなくなります。

もちろんエフィカシーの低下にも繋がります。

しかし、絶望にあると、その状態をある意味肯定してしまいがちです。

「俺の人生、もうダメだ」
「何をやっても変わらない」

と考えてしまいがちです。

そのままの状態が良ければ、それで良いのですが。

そうは言っても、大抵の方は希望を取り戻したいと切望しているハズです。

希望を取り戻すためには、自己憐憫と決別する必要がある
なので、希望を取り戻すためには、キッパリと自己憐憫とは決別する必要があります。

そのために有効な方法がセルフトークのコントロールです。

自己憐憫だとネガティブなセルフトークが、うじゃうじゃ湧いてきます。

これをセルフトークAと仮定します。

このAに対して、「いやいや、そんなことはない」

「大丈夫だ」「俺の人生は良くなる、てか良くなるから今も良い」
と言った具合に、セルフトークBで修正していく必要があります。

最初から全部修正できることが理想ですが、ネガティブなセルフトークは辛い情動と映像を伴います。

これらに支配されて、なかなか上手くコントロールできない時もあるかもしれません。

しかし、ここで諦めずに続けていく必要があります。

ゴール達成のためには、避けては通れない道です。

また、絶望な状況に陥っても、肯定的なセルフトークが出来るということは希望の一側面でもあります。というよりは希望そのものです。

あとは、この一側面を拡大していけば良いのです。

最初は、3歩進んで2歩下がるという状態だと思います。しかし、続けていけば5歩進んで、1歩下がるという感じに変わってきます。

そして気が付けば、不思議と現実が変わっています。

セルフトークのコントロールは言葉を操るということ
その言葉が映像と情動を引き起こします。この時、情動を伴った記憶を生成します。私たちは、この記憶を合成して、目の前の現実世界を成り立たせています。

それゆえ、肯定的なセルフトークを続けていけば、必然的に認識する世界が変わって見えるということです。

また、肯定的なアファメーションと併用すると更に効果が高まります。

言葉を操ることにより、希望を取り戻せます。

もちろん、ゴール達成には必要不可欠です。

まとめ
・自己憐憫は甘美なものであるが、それが募ると依存してしまう
・自己憐憫がコンフォートゾーンになってしまう
・自己憐憫はカタルシスという言葉に騙されてはいけない
・希望を取り戻すためには、自己憐憫と決別する必要があります
・セルフトークのコントロールが有効
・これはゴール達成にも避けて通れない
・苦しい状況でも、肯定的なセルフトークが出来るということそのものが希望
・希望を拡げていく
・言葉を操ることにより、希望は取り戻せる

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