コーチングを受けると気持ち悪くなる こともある 認知的不協和の先に


コーチングは楽しい?
コーチングはウキウキして楽しい。そう考えている人は多いことでしょう。

実際に、現状の外側のwant toでワクワクするようなゴール設定と言ってます。

もちろん、それはそれでOKです。

ゴール設定時にワクワクするのはプライミングが働いている証拠です。

しかし、ゴールに向けてある程度経つと、精神的に不安定な状況を感じる人もいます。※個人差はあります。

現状を超えた新しいゴールを設定する。それが新しいゲシュタルト(フレーム)を構築します。一方で、これまでのゲシュタルト(フレーム)が存在することも忘れてはなりません。

人間はどちらか一つのゲシュタルト(フレーム)しか維持することが出来ません。ゴールに臨場感を持つと、古いゲシュタルト(フレーム)がぶち壊れようとします。この時に、体調を崩したり、ネガティブなセルフトークが頻出したりします。

それまで順調に推移していたクライアントから連絡が来るのもこのタイミングです。ワクワクして楽しい気分で過ごしていたのに、急に不安定な気分になりましたと。

分かりますその気持ち。人により個人差がありますが、この時の精神状況はめちゃくちゃ辛いです。認知的不協和です。

また、同じくコーチやコーチングに対して疑問を持つように成りがちです。やっぱり、他のコーチでないと、または他の方法の方が良いと考えます。一番苦しいのは、自分にはやっぱり無理だと考えてしまうことです。

ココで上手な理由でコーチングを受けないようにすれば、変化をしなくて済みます。また、無気力に陥ることもあります。

私の経験
私もかつて神経症を克服するプログラムを受けていた際に、あと一歩で治りかけという時に、急に行かなくなった経験があります。

結構なお金を払って、それまで必死に取り組んでいましたが、ピタッと行かなくなりました。原因はよく分かりませんが、その後また苦しむハメとなりました。

創造的回避(クリエイティブアボイダンス)です。

私達のマインドは天才的な理由を見つけて変わらなくていい方法を思いつきます。そして、信じられないくらいのエネルギーでそれを実行します。

実は現状維持にも物凄いエネルギーを要しています。

うつな気分や情緒不安定も
さて、古いゲシュタルト(フレーム)が壊れると、うつな気分になったり、情緒不安定に陥ったりしてしまいがちです。

多くの人は、こんな現状はもう嫌だと感じます。しかし、コーチングに関する知識がないので、結局古いゲシュタルト(フレーム)に再統合させてしまいます。

一方で、上手にゴール設定が出来る人は、古いゲシュタルト(フレーム)が壊れた際に、上手いタイミングで新しいゴールを設定します。そして、こちらの価値観がスタンダードとなります。

ゴールの更新も同じくです。

ちょっと話が逸れますが、話を聞いてみると私のクライアントのほぼ全員がセッションを受ける直前に体調を崩します。

申し込んだ時点で古いゲシュタルト(フレーム)が崩壊するのでしょう。その後、一回目のセッション後から、すごい勢いで変わっていきます。

これはゴールの世界こそが正しいと、脳が認識したからです。

認知的不調和の先に
かつて紹介したショコラティエAさんは、平日は本業に勤しんでいますが、休日も県外まで学びに行ったり、イベントで出店されています。

『ちょっと、休んだら』と助言をしても、 『いや、楽しいので。これがやりたいからやっています 』と、働く理由をクリエイティブに考えて実行されています。

何か月も休みなく毎日働く。端からみたらブラック企業の社員か!と信じられないように捉えてしまいそうです。しかし本人いわく努力をしているサラサラないそうです。

この方もかつては認知的不協和に苦しめられていました。だけど、そこを超えたら今のような状況です。ゴールの世界に臨場感を感じていられるからでしょう。

私の場合も、ブログやメールマガジンを書いていますが、全く苦ではありません。たまに出張でパソコンを持っていかない時もあります。そんな時もFBでついつい記事を書いてしまいます。

これだけの記事をほぼ毎日更新するにはかなりの量の本を読みこまなければなりません。

プリンターに出力して毎回添削もしています。だけど、気が付いたらパソコンの前に座ってついつい書いてしまいます。

私達に共通するのは認知的不協和を通り超えて、今があるということです。

最後になりますが、ワクワクでそのまま変化をする人もいます。一方で、かなり苦しい認知的不協和を経験される方もいます。

実際に、この記事をお読みの方で、今苦しい状況にある方もいるかもしれません。いつこの状況が改善するのかと挫けそうになっている方もいるかもしれません。

私も4か月くらいは認知的不協和に苦しみました。今でも苦しんでいます。

しかし、一方で、それがゴール達成に必要不可欠であると認識しているので苦ではありません。←何とも言えない気持ち悪さはありますが・・・。

ともかく解決策としてはゴールに向かって突き進むしかありません。そして、達成しそうになったらまたゴールの更新です。

これを繰り返していくうちに、コーチングってこんな感じなのかと体感を伴ってつかめてきます。

ワクワク感の中に、認知的不協和で感じる苦しさ含まれていると気が付きます。

ゴールは必ず達せ出来ます。伴に歩んでいきましょう。

希望をつくっていこう。

まとめ
・コーチングはウキウキして楽しい
・実際は、ウキウキよりも苦しく感じる人もいる
・認知的不協和である
・認知的不協和はコンフォートゾーンが移行する兆候
・ここを超えれば、ゴール側が正となり、大抵の場合動きが止まらなくなる
・認知的不協和から感じる気持ち悪さを含めてのワクワク
・この状況は必ず来るので、ともに歩んでいきましょう

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2016-04-14 | Posted in 認知的不協和No Comments » 

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