なぜ気分屋に巻き込まれれてしまうのか ゆらぎと変性意識、そして洗脳


あなたの周りに気分屋がいませんか。

 

きぶんや

 

その時の気分に左右され(て行動す)るたちの人

weblio辞書より

 

気分屋の人に、ついついペースを乱されてしまうことありませんか。

 

 

 

私の場合は、昨年バルセロナに行った時に、ツンだけの女性タクシードライバーに痛い目に合わされてしまいましたが・・・。

 

それはさておき、女性の場合もある時は機嫌が良いのに、ある時は急に機嫌が悪くなる友達がいませんか。

 

バカバカしいと分かっていても、なぜ、このような人にペースを乱されてしまうのでしょうか。

 

悔しい!

 

はい。それはあなたのリアル(臨場感)を揺るがされているからです。

 

少し違う視点から観察してみましょう。

 

『カタレプシー』という技があります。

 

これは相手と握手をしようとする時に、相手の手を止めてしまう技。

 

人間の脳は、手を差し出す行動を『握手』という一連の行為として記憶している。そこへ急に予期しない出来事が起きると、脳内の情報処理は混乱して、次の情報が入ってくるまで自己の内部表現から右手の状態を切り離してしまうのだ。変性意識が一瞬で生成されるといってもいい。そこへこちらから支持を出すと、情報が内部表現に書き込まれ、ホメオスタシスが変化に適応しようと稼働。結果、自己の脳から切り離された右手は、他人が出した指示に従ってしまうのである。 

苫米地 英人(著)『洗脳護身術―日常からの覚醒、二十一世紀のサトリ修行と自己解放』三才ブックスP101。

 

これは物理的に握手する例ですが気分屋も同じ。

 

二人との関係性において、あなたは相手の『機嫌がいいなー』という状態がこのまま続くと予測します。

 

だけど、気分屋の人は、急にあなたの予想を裏切って不機嫌になります。

 

あなたは『あれ。何か地雷を踏んだっけ』と混乱します。

 

頭がポカーンとした意識状態、少し深い変性意識状態に引き込まれてしまいます。

 

感覚が一切切断された空間に長時間いたとき、意識が変形して、夢を見たり酩酊したような感覚に襲われたりする。

(・・中略・・・)

変性意識状態では、意識的な心的活動が抑えられ、無意識レベルにある心的内部表現が外部化するので、他者はアクセスしやすくなる。(・・中略・・・)そこにある思考パターンなどの情報を書き換えてしまうこともできる。

苫米地 英人(著)『洗脳原論』春秋社 P9。

 

上記から分かるとおり、この状況では洗脳されやすいです。

 

ゆえに、この状態で何か暗示めいた言葉を話されると、無意識にダイレクトに届いてしまいます。

 

また、早口でまくしたてられても同じく。

 

相手が理解できるギリギリの速度で喋ると、聞いている相手は変性意識に陥る。

苫米地 英人(著)『洗脳原論』春秋社 P103。

 

 

かつ、悪い人はわざと相手を恐怖に陥れます。目的は相手に自分の要求をとおすこと。この状況下で『これを買うと治るよ・安心だよと』という言葉を投げ込めば、自動的に無意識に買ってしまわざるを得なくプログラミングされます。

 

気分屋も同じ。

 

まず、あなたの感覚を遮断させて、言語・非言語で介入して、思考パターンを書き換えるのです。

 

ゆえに、頭ではなんかおかしいと感じていても影響されてしまうのです。気になってしまうのです。

自分の意識とは裏腹に、ラポール(好意)が生成されてしまいます。

 

 

これはDVでも同じ。

 

大概DVを振う恋人は、ある時急に暴力的になります。しかし、これまた突然優しくなります。これも上と同じ原理で、暴力を振るわれる方を変性意識状態に陥れて、コントロールしようと試みます。

 

この場合は、恐怖でラポールを築きます。

 

他にも、神経症で言えば、境界例にひっかきまわされる例も同じです。

 

最初会ったときに、誰が空間を支配するかである。

苫米地 英人(著)『洗脳原論』春秋社 P41。

 

では、このような人たちに影響されないためには?

 

まずは、自分の無意識を意識に上げること。

 

気分屋の人の、態度が急に変わってきたら『ああ、その手で来たか』と相手の動きをしっかりと観察・認識すること。

 

抽象度を上げて、相手の仕掛け方が分かってしまえば、今度は赤子の手をひねるくらい余裕で相手をコントロール出来てしまいます。

 

防御法は人それぞれですが、抽象度が役に立ちます。

 

よって、危険を感じたら逃げることも選択肢だし、最初から取り合わないのも手です。

 

反対に、ルパン三世のようにわざと不二子ちゃんのような小悪魔に振り回されても良いでしょう。

 

 

 

 

 

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2017-01-13 | Posted in 社会的証明&洗脳No Comments » 

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